採集したヨモギ発酵液(天恵緑汁)を50倍に希釈して野菜に振りかけてみました。
盛りを過ぎかけたスナップエンドウやホウレン草に関してはどうもよくわかりません。が、トマト苗には効果があったみたい。昨日・今日の強風で茎の先端がしおれ、だらしない感じだったのが、振りかけて1時間もすると、茎が立ち上がり、シャキッとしてきました。
このページの説明によれば、「天恵緑汁をつくる過程では、様々な成分が抽出されるだけでなく、糖は酵素によって微アルコールとなり、水に溶けにくい葉緑素などの成分も抽出されます。葉緑素は細胞を活性化させ、細胞膜を強くする働きがあり、人間で言えば血液のヘモグロ ビンにあたるものです。乳酸菌や酵母も病気になりにくい体をつくってくれます」とのこと。
これから、弱った野菜に使っていこうと思います。
家の近くの空き地の柵に、まだ色の浅いテントウムシがとまっていました。成虫になって間もないナナホシテントウ。
見ると、右横の方に、幼虫らしき姿が。たぶん、これは脱ぎ捨てた殻なんでしょうね。移動した数センチの距離が、このテントウムシの脱皮後の歩みということになるのでしょう。
今日の談志師匠のCDタイムは「木乃伊取り」。
吉原に行って家に帰らなくなった若旦那を、番頭が呼びにゆくが、番頭も戻ってこない。次に大工の頭領が行くが、頭領も同様。困った旦那夫婦のところに、田舎者の飯炊き男がやって来て、「オラが連れてまいりやす」と言いだした……。
飯炊きの清蔵のキャラ作りが、眼目ですね。この題目は円生師匠が得意にしていたそうで、円生さんならこうだったろうなというキャラはすぐ思い浮かびます(大好きなんです)。
家元の清蔵は、ちょっと違って、さらにがさつな感じかな。石井徹也さんの解説によれば、「後年の口演よりも調子が軽い」とのこと。なるほど、もっと勢いのある田舎者に変わってゆくのですね。でも、この清蔵もなかなか良い。
あと、この清蔵に「好きよ」といいだす芸妓の、おきゃんで、可愛いこと。これも石井さんの解説によれば、上方漫才の今喜多代さんをモデルにした造形だそうです。