ワールドカップでドイツの勝利を的中させてきたことで一躍有名になったオーバーハウゼン水族館のタコのパウル君。ドイツ・スペイン戦ではドイツの負けを的中させて、ドイツのサッカーファンの怒りを買っている。
「パエリアに入れて食ってしまえ」とか「サメのえさにしろ」という投書が寄せられているそうだ。もっとも今見ている産経ニュースによると、オーバーハウゼン水族館は今日予定されているドイツ・ウルグアイ3位決定戦とオランダ・スペインの決勝戦の予言をさせる予定だそうだ。
ドイツとウルグアイ、どちらを贔屓にしている訳でもないが、パウル君の命のために、ドイツの勝利を予想してドイツに勝たしてあげたいと思うのは私だけではないだろう。
ところでふっとわいた疑問は「ドイツ人ってタコを食べるの?」ということ。一般に欧米人はタコを食べないといわれている。英語でタコのことをdevil fishという位だ。
そこでインターネットでドイツ人がタコを食べるかどうか調べてみた。残念なことにドイツ人がどれ位タコを食べるかが分かるサイトは見つけられなかったが、Have you ever eaten octpus? 「あなたはタコを食べたことがありますか?」というページに出会うことができた。http://www.youthink.com/questions.cfm?action=go_detail&obj_id=492626&&page=1
それによるとヨーロッパ人の「35%はタコを食べたことあり」「65%は食べたことなし」という返事。米国東海岸の人は「31%が食べたことあり」「69%が食べたことなし」。アジア人は食べたことありとなしがちょうど半々である。
欧州の中にはギリシアやスペインのようにタコを食べる国もある(スペインにいった時タコのスライスを食べたことあり。中々美味)ので、ドイツ人などでタコを食べたことのある人は3割以下だろう。
食べなれないものは食べない方が良い。むしろパウル君がウルグアイ戦の勝利を的中させた場合は、パウル君を大西洋に放してあげる位のご褒美を上げてはどうだろうか?