年末に瑞牆山登山を行なっていた時リュックサックのファスナーが外れて締まらなくなった。
私が使っている45Lのリュックサックは昨年の夏前に買ったモンベルのものだ。
リュックサックの大部分をファスナーで締めるようにしてあるので、全開すると荷物の出し入れがしやすい構造になっている。
ところが今回の山の準備をしている時ファスナーが周辺のベロを噛み外すのに難儀した。そして山に入って暫くすると、2つあるファスナーのスライダー部分がファスナーから外れてしまった。
こうなるとリュックサックの口が大きいだけに手当が厄介である。手持ちのクライミングテープでリュックサック全体を縛り家まで持って帰ったがもっと長い山行だったら大変不便をした、と思う。
本件から学んだこと2つ。
- リュックサックのように手荒に取り扱う可能性があるもの(ロープでぶら下げて岩場を釣り上げるとか急流で浮き袋の代用品にするとか)は堅牢性を第一に考え、構造はシンプルなものが良い。ファスナーに大きく依存した構造はリスクが高い。
- モンベルは衣料品等良い製品を作っているがリュックサックに関しては、機能性・フィット感・堅牢性でドイター(ドイツ)など伝統ある専門メーカーに劣る。値段だけで選んではいけない。