金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

届かないから意味がない日経の社説

2013年01月05日 | 政治

昨日(1月4日)の日経新聞朝刊最初の社説は「米国は包括的な財政再建策の合意急げ」だった。内容は「歳出削減に慎重な民主党と、個人の増税に反発する共和党の対立は根深い。それでも不毛な政争に明け暮れ、米国の経済政策を機能不全に追い込むことは許されない。・・・・改選後の新議会に「決められない政治」を持ち越してはならない」

書いていることは常識的でもっともなことだ。だが誰に対して書いているのだろう?

もし米国の議員に向かって「与野党は党派の対立を乗り越えて詰めを急ぐべきだ」というのであれば、米国人が誰も読まない日経新聞で書いても意味がない。ニューヨーク・タイムズが書くなら意味があるが。

それとも日本の議員に向かって「他山の石」にしろ、と言っているのだろうか?

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地図にない道から日の出山往復~北尾根・築瀬支尾根

2013年01月05日 | 

1月4日(金曜日)所沢の住人Nさんと奥多摩・日の出山を登りに行った。今回は地図に出ていないマイナーな山道を歩くことにした。登りは日の出山・北尾根を使った。

午前9時20分青梅線御嶽駅からケーブルカー滝本駅に向かって歩き始めた。9時前に御嶽駅に到着した時沢山いた登山客はバスでケーブル駅に向かい冷えた多摩川沿いの道に人影はない。

9時40分琴沢にかかる光仙橋に到着。Nさんとの話に夢中になり見落とすところだった。ここが日の出山・北尾根の登り口だ。

Gate

階段を上がると「この先危険ですから入山しないでください」という看板が立っている。北尾根に危険なところはないが、全体に急である。北斜面であるが比較的木はまばらで明るい感じがする。急斜面と急斜面の間の平坦部は格好の休憩場所だ。写真は標高600m地点。

Sorin

やがて顕著な尾根筋にでると谷をはさんで御岳山の宿坊群が見えてくる。宿坊と高さが同じになると日の出山頂上は近い。最後は三室山につながる尾根側にでて頂上に達した。

Exit_3

このルートを下山に使う場合はこの辺りから倒木を跨いで下っていくということになる。

頂上到着11時17分 御嶽駅から約2時間の登りだった。

Peak

頂上のあずま屋にかかっている寒暖計を見るとマイナス4度。空気が澄んで遠くまで見渡せる素晴らしい日だ。

スカイツリーがくっきり見えていた。

Skytree

富士山の頭も見えた。

Fuji

西側には御前山方面の山が見える。

Gozenyama

昼食時にNさん持参のお神酒(ウイスキー)を少し頂く。ちょっとお酒を頂くとお酒が恋しくなり、下山先を沢井に変更した。当初は愛宕尾根を下って二俣尾駅に出る予定だったが、地図を見ると沢井の寒山寺に向かう道なき道が浮かんできた。沢井には小沢酒蔵があり熱燗を頂ける・・・・・

12時下山開始。30分程歩いたところ(地図上の755m地点の少し先)で、軍畑の標識があったので左側の斜面を少し登り尾根を越えた。しばらくすると伐採され大きく開けた尾根筋になった。

Chikuse1

この道を真っ直ぐ下ると軍畑に至る。しかし我々の目的地は沢井だ。12時55分分岐点(地図上583m地点手前)到着。分岐点といっても明確な目印はなく送電線関係と思われる標識と踏み跡があるだけだ。ただし踏跡はしっかりしているし、急なところは階段が作られている。日の出山北尾根より歩き易い道だ。

13時20分吉野街道到着。

Arrival

最後は民家の脇を通った。最後の最後で本道を外した様だ。

Temple

さて寒山寺を経て小沢酒蔵に向かったが、お酒屋さんは5日までお休みだった。仕方なく沢井駅にいったが目の前で上り電車が立ち去り、次は30分後である。

駅で待つのも寒いので多摩川沿いに一駅先の軍畑まで歩いた。

多摩川で一人でカヌーの練習をしている人がいた。我々も「好き者」だが世の中には及びもつかない「好き者」がいると感心した次第。

Canoe

参考までにGPSによるルート図を添付しました。危険なところはありませんが、道に迷う可能性はあります。歩かれる場合は必ず地形図・磁石・高度計を持参して現在地の確認を行なってください。

「northridge.pdf」をダウンロード

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