昨日(12月21日)山の会・名古屋支部の年末登山で奥三河の鳳来寺山に登ってきた。鳳来寺山(684m)は高い山ではないが、古刹・鳳来寺やブッポウソウ(コノハズク)で有名。また近くには武田勝頼と織田・徳川連合の激突で有名な長篠の古戦場がある。
さて昨日は朝8時10分豊橋駅始発の飯田線に乗って本長篠駅へ向かった。この沿線には本宮山等ハイキングに手頃な山が多いので、2両編成の列車は登山客でほぼ満席だった。
9時20分過ぎに本長篠駅に到着。バスで鳳来寺へ。ここから鳳来寺に向かって歩き始めた。
門前道の入り口に四季桜が咲いていた。
9時44分歩行開始。参道入り口の標高は180mなので頂上まで500mの登りだ。天気は曇りだが次第に良くなる見込みだ。ここまで来るハイカーは少なく、2,3組が参道を歩くのみだ。冬の鳳来寺の朝は静かである。
10時10分石段下。ここから鳳来寺本堂まで1,400段の石段を登ることになる。
途中の仁王門。
10時50分鳳来寺本堂到着。標高445m。一気の登りには汗をかいた。
実は歩いて15分ほどのところまで車で登ることができるのだが、一度は歩いておきたいのが、1,400段の石段道である。
本堂左手から山道に入り、山頂を目指した。
登山道はいきなり梯子が連続する急登で始まったが、しばらくすると左に曲がり緩やかなトラバース道に変わった。尾根に出て約10分歩くと誰もいない頂上に到着。11時48分だった。
昼食には名古屋組が持参してくれたワインがでた。美味しいけれど結構冷えた。気温は1,2度というところだろう。ラーメン等が体を温めて楽しいひと時を過ごした。
12時40分下山開始。帰路は天狗岩を通って東照宮へ下る道を歩いた。天狗岩からは新城方面や浜松方面が見えた。
13時44分東照宮到着。
10分ほど車道を歩いて駐車場に到着。予約していたタクシーで湯谷温泉に向かった。湯谷温泉まではタクシーで10分。タクシー料金は2,300円ほど(新城からの迎車料金込み)だった。
湯谷温泉では野趣溢れる半露天的な風呂につかり冷えた体を温め、その後川魚料理で一杯飲んでから列車に乗った。
こうして名古屋支部の忘年登山は楽しく終了した。