以前ブログでヤマトの空港宅急便はパソコンからの入力に手間取ると批判したことがあったが、公平のため良いことも書いておこうと思う。
それは今、学会事務局として、学会誌の会員向け配送にクロネコヤマトのメール便を重宝しているからだ。厚さが1cm以内であれば全国どこでも80円で配送してくれる(1cmを越えると160円。2cmを越えると送ることができない)。
これはゆうメールよりもかなり安い。また事務所(自宅)まで集荷にきてくれるので、大量に送付物がある時は助かる。
どのような配送手段が安いか?ということについては比較サイトhttp://torisedo.com/6343.htmlもあるが、一般の物品について宅急便かゆうパックが得か?などということはワイフが詳しかった。
なお薄くて軽い書籍等についてはクロネコに軍配があがるが、重くなるとゆうメールの方に軍配があがる(というかクロネコは厚さ2cmでしか受け付けない)。
推察するにクロネコは郵便の牙城に切り込むため、郵便受けに入るサイズのメール便を80円で受託している訳だ(むろん建前は信書は送れないことになっているが)。
受けて立つ日本郵便は逆に大きいサイズのところで有利な価格をだしている、ということだろうか?
またゆうメールには大量割引制度があり(宅配業者にもある)、大量発送になるとゆうメールの方が安い、という場合もありそうだ。
ワイフは娘たちに細々したものを送る時、宅配便かゆうパックかを裁定しているが、大量発送する会社は会社で真剣にarbitrageを行っているのだろう。まあ、その中間の我々はとりあえずクロネコさんのお世話になっておきます。