WSJに「日本が国連が発表する人間開発指数で韓国に抜かれた」という記事が出ていた。記事のタイトルはSouth Korea tops Japan in U.N. Human Development Ranking.
先週発表されたレポートによると日本は17位、韓国は香港と並んで15位だった。
人間開発指数のトップはノルウェー、以下オーストラリア、スイスと欧米先進国が続いている。15位でも17位でもさほど変わりはないと私は思うのだが、WSJの記者はお隣の国に敏感な日本や韓国の読者を意識してこのようなタイトルをつけたのだろうか?
人材開発指数は平均寿命、教育、国内総生産などで決まるが、日本と他の先進アジア諸国の間で差がついたのは「教育」だとWSJは述べていた。
Japan's ranking took a hit because of lower scores on the education index compared to other developed Asian countries.
Take a hitとは「打撃を受ける」という意味のイディオムだ。他に「急速に人気・評判が落ちる」という意味もある。また麻薬を吸うという意味もある。
日本の「予想就業年数」は15.3年だが、韓国や香港の予想就業年数は17年と少し長い。大学までの就学年数を16年とすると韓国や香港では大学院まで行く人の比率がかなり高い訳だ。
日本の人材開発指数に関して気になる点は、少しずつランクが下がっている点である。ランクの低下要因が教育によるところが大きいとすれば、注意する必要があるだろう。
人材開発指数レポートの要約は日本語版もある。http://hdr.undp.org/en/2014-report/download
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