今日(3月10日)は午前中、監査役を務める会社からの照会に回答を作成。午後の遅い時間にスポーツジムに出かけた。3日間スキーで使った筋肉をほぐしてやるためだ。スポーツマッサージャーたちの話をまとめると、持続的な運動をした後ほど、強くて短い刺激を筋肉に与える方が良いそうだ。その刺激によって血行が良くなり、筋肉の疲労回復が促進するという。
今日はまずジムで動かない自転車を漕ぎながら、週末に届いた文芸春秋を読む、約1時間半。
次にパワープレート http://power-plate.co.jp/category/medical/ で下半身中心に筋肉に刺激を与えた。
パワープレートというのは、盥(といっても知らない人が多いだろうが)ほどの大きさの震動する円盤の上に乗って、震動を太腿などの筋肉に伝える「健康器具」だ。半年ほど前から私のジム(ティップネス)に設置されたので、時々使っている。
果たしてパワープレートの微振動で筋肉がどれ程疲労回復したのかは分らないが、山登りやサイクリングの後の筋肉ほぐしに使うと気持ちが良いことは間違いない。
パワープレートの後はマシーンを使って、短いけれど強めの運動を行った。トレーナーによると「強め」というのがポイントだそうだ。強い刺激により、筋肉に対する血流が増加して疲労回復が促進するらしい。
実のところ、スキーによる筋肉疲労は大したことはない。同じ時間の登山に較べるとスキーの筋肉疲労は知れたものだ。登山、特に山の降りは相当な荷重を太腿の筋肉に与えているが、スキーはそれ程でもない。スキーが「生涯スポーツ」として、かなり年配になっても楽しむことができるスポーツと呼ばれる所以(ゆえん)かも知れない。
スキーは道具の進歩により本当に楽になったと思う。全員60歳以上のおじさんが三日間滑りまくった今回の志賀高原スキーツアー。元気に滑ることができるのは道具が進歩したお蔭だ。
また滑りまくった、と言ってもリフトやゴンドラに乗っている時間が半分以上だから、運動量は知れている。実際足の筋肉にそれ程の疲労感はない。スキーがもたらす健康促進効果はむしろ「壮快感」や「瞬時の決断力」にあるのだろう。ワイフには「あの壮快感を味わっていると老化防止には最高だね」と言っているが、ワイフが本心同意しているかどうかは不明だ。