金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

晩冬の浅間尾根を歩いた

2015年03月01日 | 

昨日(2月28日)元の会社の連中と桧原村の浅間尾根を歩いた。朝8時48分にJR武蔵五日市駅到着。バス停には多くのハイカーが並んでいる。土曜日で天気が良いからだ。風がなく穏やかな日である。早春と呼ぶには少し早いが冬はまもなく春に席を譲りそうである。

幹事Hさんがタクシーを手配していてくれたので、タクシーで登山口小岩へ。約20分タクシー料金は5300円弱だった。9時25分小岩から林道にそって歩き始めた。この村落は家が皆立派なのに感心する。この付近は林業が活発なようだ。10時7分林道を離れて山道に入った。このあたりは2.5万分の1の地形図より林道が伸びていて少しややこしい。山道への取り付き口は見落とす可能性がある。山道はところどころ融けた霜柱が凍り、土が固くなっている。10時33分稜線到着。10時43分浅間嶺休憩所到着。同57分出発。小浅間嶺を越えると北方の見通しの良い場所にでた。

 スカイラインは鷹ノ巣山(右)から東京都の最高峰・雲取山(左)につながる石尾根だ。

11時46分一本松とよばれるピークの下の日あたりの良いところで昼食。

12時00分出発 予定より少し早いペースで歩いているので、仲の平から数馬に降ることにした。

13時6分 下降点到着 「数馬バス停へ」という表示がある。数馬は南秋川最奥の集落だ。南北朝時代の南朝方の中村数馬という人が難を逃れてここに住み着いたので、数馬という名前がついた、という言い伝えがある。

車が通る道路が開かれる前は浅間尾根が数馬と五日市をつなぐ生活道路だったのだ。今は昔の生活道路を我々ハイカーやトレイルランナーが楽しんでいる。なお数馬へ下る一般的なルートは仲の平ではなく、少し手前の数馬分岐である。

仲の平からの道は降り出しが急で所々岩が混じっていた。一直線下りなので20分ほどで降ってしまった。

13時28分 数馬着 13時35分数馬の湯到着 一風呂浴びて15時2分のバスに乗り、五日市へ。数馬の湯の入浴料は820円と世間標準よりやや高い気がするが、ぬめりのあるお湯の感じは中々良かった。

この日の歩行距離は10.5km歩行時間は休憩を入れて4時間だった。つまり平均時速は2.5kmである。時速2.5kmという数字は頭に入れておくと良いだろう。

観光地図に出ているこの付近のコースタイムは余り正確ではないようだ。登山計画の基本は自分で地形図から距離を算出し、傾斜などを勘案しながら自分でコースタイムを想定することにある。その時時速2.5kmという数字は役に立つはずだ。

 

 

 

 

 

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