金融そして時々山

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トランプ大統領のツイッターはイディオムの復習に手頃

2017年02月17日 | ライフプランニングファイル

トランプ大統領のツイッターのフォロワーは2千5百万人だ。

 大統領がツイッターであれこれつぶやくことが良いのか悪いのか別として、多くの人が彼のつぶやきに注意を払っていることは間違いない。

ふと思いついたのは、トランプのツイッターを英語の復習を兼ねて時々読んでみるということだ。

下に彼のツイッターを二つ引用した(訳は小生の拙訳)。

Stock market hits new high with longest winning streak in decades. Great level of confidence and optimism - even before tax plan rollout!

「株式市場は過去数十年来の最長の上げ相場の連続で新高値を更新している。偉大な信頼と楽観の水準だ。税制改革案の公表前なのに」

Rolloutは公表・公開・全面展開の意味で、システム分野では開発したシステムやサービスの本格稼働の意味を持つ。Roll outとすると「公表する」という動詞になる。

The Democrats had to come up with a story as to why they lost the election, and so badly (306), so they made up a story - RUSSIA. Fake news!

「民主党はなぜ選挙に負けたか答を見つけなければならなかった。それはロシアについてウソのニュースをでっちあげたからだ。」

ここには2つのイディオムがある。Come up withには「アイデアなどを思いつく・答を見つける・追いつく」などの意味があるが、ここでは「答を見つける」だ。Made up a storyは「作り話をする・でっちあげる」という意味。

トランプ大統領のツイッターは平易な言葉で分かりやすいと言われている。それは簡単な単語の組み合わせのイディオムを使っているからだ。ただし英語で日常会話をする機会がない我々にはイディオムは必ずしもなじみ深いとはいえない。

つぶやきの中身はさておいて、トランプ大統領のツイッターは英会話復習の好材料と思った次第。

コメント
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