金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

スキー列車の予約は「えきねっと」が便利

2017年02月01日 | ライフプランニングファイル

インターネットで指定席を予約できる「えきねっと」(JR東日本)が便利なことはスキーで使う列車に限った話ではありません。

しかし我々のスキーでは幹事の手違いやメンバーの思い込みで予定していた列車が変わることがたまにあります。

このような場合、出発ギリギリまで切符を受け取らない「えきねっと」は「原則1回限り」ですが無料で変更することができます。東海道新幹線のエクスプレス予約ですと何回でも無料で変更することが可能ですが、「えきねっと」ではそこまで行きません。エクスプレス予約のようにチケットレスにして何回でも変更可能にすれば、山やスキーに行く時滅茶苦茶に便利になるのですが、それは要求の度合いが高すぎるというものでしょうか(笑)

なおえきねっとでは時々「トクだ値」切符という割引切符が販売されることがあります。昔は時々利用していたのですが、今では大人の休日倶楽部の3割引きを使いますので、私は使わなくなりました。ただし若い方にはお得な切符だと思います。

もっとも時間と手間をかけるならば、チケットショップでばら売りの回数券を買ってくるという方法がありますので、価格面で「えきねっと」が一番有利ということはありません。

ただしシニアになって大人の休日倶楽部に入り3割引を使う場合は、まず「えきねっと」が有利でしょう。

今まで私は「えきねっと」で指定席のみ予約し、みどりの窓口で乗車券を購入する時に指定席券を受け取っていました。

ただし乗車券込みでまとめて予約すると指定券券売機でも受け取れるので、こちらも活用しようと考えています。

なお指定券券売機で受け取るとポイントが加算されるそうですが、大人の休日倶楽部の人はポイントがつかないということでした。

美味しい話もほどほどに、ということでしょうか?

 

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忍び寄るインフレの影

2017年02月01日 | ライフプランニングファイル

昨日(1月31日)日銀が金融政策会合の後発表した「経済・物価情勢の展望」によると、2017年の経済成長率を1.5%(前回は1.3%)に引き上げながら、物価上昇率2%の達成時期については18年頃と据え置いた。

コアCPIについては2016年の数値を0.2%下落と下方修正し(前回は0.1%下落)、17年18年度を1.5%、1.7%に据え置いた。

また金融政策については短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ程度にする従来方針を賛成多数で決定している。

このような日本の状況を見ると「忍び寄るインフレの影」といっても、あまりピンとこないかもしれない。しかし日銀のスタンスは円安政策を声高に批判するトランプ大統領の批判をかわすため、物価上昇率を据え置き、引き続き超金融緩和策を維持するという姿勢を明確にした面があることも推測される。

世界的に見るとインフレの兆しははっきりしてきた。

ユーロ圏では1月の消費者物価指数(速報値)が原油価格の持ち直しなどで前年同月比1.8%上昇した。これは3年11カ月ぶりのこと。

もっともエネルギーと食品を除くコアインフレ率は前月横這いの0.9%にとどまっているので、欧州中央銀行の政策目標である2%にはまだ遠い。

とはいえ消費者にとっては、エネルギーと食品が重要なので、物価上昇の効果はじりじりと家計に影響を与えるだろう。

物価上昇が顕著になってきたのは米国だ。1月に労働省が発表した消費者物価指数は前年同月比2.1%上昇。連銀が選好する商務省の個人消費支出指数はまだ1.6%にとどまっているとはいえ、賃金の上昇など物価押し上げ圧力は高まっている。

昨年を通じて、全米で賃金・福利厚生コストは前年比2.2%上昇した。また12月の民間部門の時間給は前年同月比2.9%上昇している。

世界的な物価上昇は輸入品の価格上昇という形で日本の物価を押し上げる。仮に円安が進む状況が続くと、更に日本の物価上昇圧力がかかることは間違いない。

一見ごり押しに見えるトランプ大統領のドル安主張だが、日本の消費者特に年金を主な収入源とするシニア層にとっては本当はドル安はありがたい話なのである(もっとも外国証券投資を行っている人は別として)。

日本で今日明日にインフレがピックアップするとは思わない。しかし世界的に見ると経済専門家の関心はデフレよりインフレに移りつつあるようだ。

我々もデフレが未来永劫続くという錯覚から目覚めた方が良いかもしれない。

私は気の早いたちで数年前「インフレ時代の人生設計術」という本を書いた。デフレ環境下だったのであまり売れなかったが、仮に日本がインフレに向かう時があれば売れるかもしれない。(笑)

もっとも本当にインフレに向かうとするとインフレ対策を取っていない人は大変なことになる。年金生活者の多い日本でインフレほど恐ろしいものはないのである。

出版した電子本

「人生の山坂の登り方・降り方」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LYDWVPO/

「インフレ時代の人生設計術」 B00UA2T3VK

「海外トレッキングで役に立つ80の英語」

「英語の慣用表現集」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LMU9SQE/

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