時々日経新聞から書籍の案内メールがくる。あまり読むことはないが、今日のメールに「40歳を過ぎても『会社で必要とされる人』でいるための学ぶ技術」(日経BP社)という本のタイトルを見てギョとした。
私にとって40歳などはるか昔の話だし、今更会社で必要とされる必要もないから絶対に読むことのない本だが、タイトルにはギョとする。
我々が現役で働いていた頃「55歳過ぎたら使えない」といった漠然とした感覚はあったが、使えなくなる年齢が15歳も低くなっていることに驚いた。
「55歳過ぎたら使えない」と書いたがそれは個人の能力や体力からくる話ではなかった。それは昔55歳位になり管理職になると下から上がってくる申請を決裁するだけの人が多かったからである。
40歳位の人は働き盛りで、手も口も動かす人が多いはずだ。決してハンコを押しているだけの人ではないはずだ。ではなぜ必要とされなくなるリスクがあるのだろうか?
あまり深く考えだすと私にとって読む必然性のない本を読むことになってしまうので、深く考えることは止めるが、要は人工知能の進化など大きなパラダイムシフトが起こっていて、それを押さえておかないと「会社で必要とされなくなる」危険性があるということなのだろうと直観している。
「65歳を過ぎても社会で必要とされる人」というタイトルの本ならすぐ買ったのだが・・・・