金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

若い人をオフピステに誘う

2018年02月17日 | うんちく・小ネタ

昨日若い山仲間と一献傾けながら、スキーの話をした。

その人は若いといってもまもなく50歳だから、若いというのは私と比較した相対的なものに過ぎない。

さて彼はお子さんの教育が終了する年代に入り、昔やったスキーを再開してみたいという。

更に聞くと単に圧雪されたゲレンデを滑るだけでなく、林の中など非圧雪の斜面も滑ってみたいという。

つまりオフピステ(バックカントリースキー)指向なのだ。

オフピステを目指す仲間が増えることは大歓迎だ。

スキーには色々な楽しみ方がある。ゲレンデでスキー連盟が定めた教則に従って腕を磨くのも一つだし、

ある程度基礎を学んだら、自由に滑ることができるオフピステに飛び出すのも一つの方法だ。

最近はファットスキー・ロッカースキーなど簡単にそして楽しく非圧雪を滑ることができる板も

出回っているから昔に比べると新雪滑りは簡単になっている。

昨夜は言わなかったけれど一言付け加えておこう。

「これまで会社というゲレンデで教則(マニュアルや有形無形のルール)に縛られて苦労してきたのだから、

スキー位自分で新しい世界(非圧雪)に飛び込んでいくのが楽しいと思うよ」

 

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4人に1人が連銀の利上げ4回を予想

2018年02月17日 | 投資

昨日(2月16日)の米国株市場は比較的穏やかに幕を引いた。ダウ・S&Pはそれぞれ0.08%、0.04%上昇。ナスダックは0.23%下落した。

今週ダウとS&P500 は4.3%上昇したのでさすがに疲れがでたようだ。あまり急速の株価反発は、再び急落するリスクを高めるのでこの辺りで一休みするのが良いだろう。

S&P500は今月前半の急落から5割ほど戻している。「半値八掛け二割引」という相場の格言からするとここからまだ下落しないと相場の底とは言えないということになるが果たしてどうだろうか?

今週は相場が強かったので、消費者物価指数が事前予想より大きな数字がでたにも関わらず、一過性の可能性が高いと解釈して、悪いはずのニュースを等閑視した。

しかしその一方で連銀が年末までに最低4回は利上げを行うと予想する人の割合は、前の週の15%から24%に増えた(WSJ GMEのデータによる)。

ところで連銀が政策金利を引き上げることは本来ドルの上昇要因になるはずだが、ドルは急落し、対円相場は106円前半で引けた。

市場には「ドルは売られ過ぎ」という見方と「財政赤字が拡大するからドルの低下傾向は続く」という見方がある。

株式相場では「インフレと経済成長」が綱引きをし、為替相場では「金利と財政赤字」が綱引きをしているのだ。

個人的には「ドルは売られ過ぎ」というか円を買う理由が見つからない(あるとすれば上がりそうだから買う位か)。

もっともこれはポジショントークに過ぎないかもしれないが。

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