金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

蕎麦に梅と福寿草~早春の神代植物園

2018年02月15日 | ライフプランニングファイル

暖かな日なので、久しぶりにクロスバイクで神代植物園に出かけた。

神代植物園の年間パスポートを買っているので、行けば行くほどお得である。

因みにシニアパスは1,250円なので年間5回以上行くとパスポートが得になる。

まずは深大寺の前のお蕎麦屋さんでランチ。

深大寺では「湧水」の蕎麦を食べることが多いが、今日は休みだったので、近くの深水庵に行った。

蕎麦の後は神代植物園を撮影散歩。セーター一枚で歩くのが心地よい。

まず一番奥の梅林へ。

梅という花は桜より写真を撮り難いと思う。桜だとパッと咲いたところを写すとそれなりに写真になるのだが、華やかさのない梅の場合はそうはいかない。

また咲いている花もよく見ると萎れていたりするので良い花を探すのに手間がかかる。

少し戻ると福寿草が咲いていた。ここは人気の撮影スポットのようで人が集まっていた。

池に写った雪吊りの形が面白かったので1枚撮影。

雪景色も美しいが、やはりのびのび歩くことができる早春の一日は素晴らしい。

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アマゾン、貸付プログラムでバンカメと提携

2018年02月15日 | 金融

公式情報ではないが、CNBCは事情通からの情報として「アマゾンが貸付プログラムでバンクオブアメリカ・メリルリンチと提携した」と報じていた。

ネット販売最大手のアマゾンが提供する貸付プログラムというのは、出品者に対する在庫金融で貸付金額は1千ドル~75万ドル。広く宣伝しているプログラムではなく、アマゾンから勧誘を受けた業者だけが受けることができる与信プログラムである。

アマゾンの年次報告書によると、昨年末の残高は692百万ドル(約740億円)。アマゾンの商い高から見ると小さい金額である。

また融資残の伸びもこのところ鈍化しているようだ。

貸付金利は年6%~14%のレンジで、銀行借り入れが困難なスタートアップ企業には助けになるかもしれないが、企業が少し大きくなって銀行から有利な条件で融資を受けることができるようになると使いたくない高金利だといえる。

またアマゾン側も融資で利息収入を伸ばすことよりも、出品者のアマゾンでの売り上げ増を応援することでコミッションを伸ばすことに関心があると言われている。

そんな訳でこの情報だけでは、何か大きなビジネスが起きると判断するのは早計かもしれない。

しかしもう少し時間軸を長く取って考えると「アマゾン銀行」というのは成長性の高い銀行モデルの一分野であるとも思われる。

何故ならアマゾンは自社のプラットフォームに出品する業者の「売上データ」と「入金フロー」を完全に押さえているからだ。

アマゾン銀行は「クラウド型」銀行と呼ばれる銀行の未来像の一つで、この分野は伝統的な銀行よりデータと商流を押えているネット企業が強いと言われている。

今後アマゾン・バンカメの提携がどのような形で具体化していくのかという点は金融業の将来像を考える上で興味深い。

 

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高いインフレ率に売られた株式相場が後で持ち直し

2018年02月15日 | 投資

昨日(2月14日)発表された米国1月の消費者物価指数は、前年比2.1%(事前予想は1.9%)、エネルギー・食料品を除くコアインフレ率は1.8%(事前予想は1.7%)と高かったため、ダウは最初150ポイントほど下落したが、その後上昇に転じ、最後は253ポイント(1.03%)上昇して引けた。

現在株式市場が注目している10年債の利回りは2.93%に上昇した。先々週の株価急落のきっかけは長期債の利回り上昇だったが、昨日は債券利回り上昇にもかかわらず、株価は高値引けした。

アナリストの解釈を読むと、「1月の物価上昇の大きな要因の一つはこれまで下落傾向にあった衣料品価格の急騰が原因で季節的なものだ。従ってこの勢いで物価上昇が続くとみるのは早計で、物価上昇のペースは緩やかではないか」という見解があった。

そうかもしれないし、そうでないかもしれない。むしろ株式相場が「2%程度の物価上昇は正常な現象である」として落ち着きを取り戻しつつあることの方が昨日の堅調な株価の説明になるのではないだろうか?

ダウを押し上げたのは、ゴールドマンザックス株だった。金利上昇は銀行の収益を押し上げるので、金融株は軒並み上昇。ゴールドマンは2.8%上昇、バンカメも2.6%上昇した。

株式相場が底入れしたと判断するのは早計だと思うが、金融株等金利上昇に強い銘柄へのローテーションを続けながら、相場の底が形成されていくと期待したい。

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