ご近所に英国から娘さんが一時帰国されている家がある。娘さんといっても私より10歳若い位なので大きなお子さんがいらっしゃる。そのお子さんはアメリカのカリフォルニアに嫁いでいる。
私の近所では我が家を含めてお子さんが海外で暮らしている方が実は結構多い。グローバル化の波が静かに押し寄せていることを感じる。
さて英国から一時帰国している人がアメリカの娘さんに小包を送ろうとしたが実家(80歳半ばのお母さんがいらっしゃる)にはパソコンもプリンターもない。実家のお母さんが英国の娘さんに小包を送るときは郵便局に電話して係の人に取りに来てもらっているということだが米国向けの荷物は「電子的に内容品の詳細な記載をすること」が必要なのでパソコンかスマートフォンとプリンターがないと不可能だ。プリンターに関して言えばコンビニで印刷することができるので絶対必要という訳ではないが・・・
その娘さんが困って私のところに来られた(以前その家のお母さんにパソコンで相続関係の書類を作成してあげたことがある)ので、パソコンを貸してあげ出来上がった書類を印刷し郵便局に提出できるようにしてあげた。
現在米国向けの荷物は航空便の取り扱いは制限されていて、国際スピード便EMSを使わないと航空便で荷物を送ることができない。EMSは一般の航空便より高いからこれは実質的な値上げだと思うのだが対抗手段がないのでEMSを使っている次第。
さて出荷をお手伝いした家からは感謝されワインを1本頂くという余禄に預かった。
ものを貰ったからいう訳ではないが、今年はご近所でIT面のヘルプが必要な人がいらっしゃればお手伝いしてみたいと考えている。もっとも大声をあげて宣伝するつもりは毛頭ない。私の持っているIT知識など拡大を続ける情報技術の中では微々たるもので、手に負えないことの方が多いからだ。
でも政府がデジタル化を推し進める中でご苦労する高齢者の方に少しでもお手伝いができれば清々しい気持ちになれるのではないだろうか?と私は考え始めている。