昨日(8月20日)大河原峠から北横岳を時計回りに登ってきました。大河原峠は標高2,081m。蓼科山と北八ヶ岳の盟主・横岳(北横岳)の間にある峠です。この峠は白樺湖と佐久を結ぶ林道(蓼科スカイライン)の最高点であるとともに、大分水嶺上の峠でもあります。
一度は行ってみたい場所でしたが、車でないとアクセスできないので中々チャンスがありませんでした。今回山仲間と蓼科湖近くのキャンプ場でキャンプをすることになり、マイカーで行くのでこの機会に大河原峠に行くことにしました。
大河原峠からは蓼科山に登る、北横岳に行くなど幾つかのコースがあるのですが、蓼科山は何度も登っているので、双子山から大岳を経て北横岳に登り、亀甲池に降って天祥寺原から大河原峠に戻るというコースを歩くことにしました。
8時45分に大河原峠を出発して25分程登ると草原の双子山山頂です。山頂からは浅間山、荒船山など特徴的な山容を持った山々を見ることができました。浅間山から荒船山に続く稜線は大分水嶺で、秩父山地を通り、八ヶ岳の最高峰赤岳を経てこの双子山を通り蓼科山に続いています。
双子山から双子池には気持ちの良い草原歩きで始まりやがて深い針葉樹の森の中に入っていきます。
9時50分双子池到着
双子池から大岳へは大きな岩塊の中をすり抜けるような岩道です。ところどころ踏み跡が薄くなり遠くの赤布を頼りにあるくところもあります。北横岳の山頂の標識には「難路」という注意書きがありました。
大岳分岐(大岳山頂は登山道から片道7,8分のところにあります)の手前から本格的に雨が降り出しました。
よってほとんど写真は撮りませんでした。13時30分北横岳山頂。
15時10分天祥寺原 着 16時大河原峠帰着
標準的なコースタイムより少し遅くなりましたが、雨が降り始めると雨具の着脱に時間が取られ、また岩場での足捌きが悪くなるので時間がかかったためです。
楽しみにしていた北横岳からの眺望はありませんでしたが、変化に富んだコースを歩くことができて良い思い出となりそうです。