公的年金受給者のお手元には、そろそろ「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」というものがお手元に届くころだと思います。
私のところに届きましたので、スマートフォンからマイナポータルに入り、「年金の手続きをする」から「変更なし」で送りました。
日本年金機構が書いているように「切手代84円」の節約にはなりました。
しかし年金受給者の方が誰でも簡単に操作できるか?というと必ずしもそうではないようです。
一つは「年金の手続きをする」から「前年の申告内容の確認・変更内容の入力」にたどり着く手順です。リーフレットに手順は書いてありますが、それほど簡単ではありません。「前年度から変更なし」の人が多いと思いますので、「変更なし」の人はもっと手前で「変更なし」ボタンを押せるようにして欲しいですね。
二つ目は「本人障害」や「配偶者障害」は、マイナンバーを使うことで年金機構側で自動入力することが可能ではないか?という疑問です。私は経験がないのですが、身体障害者手帳の交付を受ける時、マイナンバーカードを使うのであれば、年金機構側でデータを取り込めるはずですね。
三つ目は「署名用電子証明パスワード」を忘れている人が多いのではないか?という懸念です。仕組みを作った側の言い分としては「マイナンバーカード」と「署名用電子証明書」は違うから別のパスワードが要る、ということなのでしょうがユーザ側としては不便ですね。
さてどれ位の人がオンラインで「扶養親族等申告書」を提出するかはしりませんが、切手代を節約するんいは意外に手間がかかると感じた次第です。