昨夜はみごとになでしこがアジア杯で優勝し、安らかに眠ることができました。白鵬関ともども、おめでとう!
今日、パソコンで原稿を書いていた時のこと。
「ほうふくぜっとう」と打って変換すると、IMEは、まず「捧腹絶倒」を出してきます。「抱腹絶倒」は、その次。
あれれと思い、辞書を引いてみました。すると、「抱腹」は「捧腹」の誤用から来ている、とあります。
知りませんでした。この言葉を覚えた時からずっと「抱腹」だと思っていました。
「捧」も「抱」も、ともに「いだく」「かかえる」という意味ですから、同じようなものですが、いつの間にか後者が幅をきかせるようになったみたいです。
「誤用から来ている」などといわれると、「じゃあ正しい方で」と、「捧腹」を使おうかとも思ったのですが、やはり定着した言い方が良いと考えなおしました。
「あたらし」は、本来「あらたし」だったとか、「あきはばら」は「あきばはら」だったとか、「さざんか」は「さんさか」だったとか、似たような事例にはこと欠きませんね。
今日の写真は草ではなく、樹木の種子。
少し前まで赤茶色の花――というか糸くずみたいなものが、葉っぱの陰から覗いていましたが、今は立派な種が立ち上がり、出立の準備を整えています。乾燥し、軽くなると、風にのって飛び立つのでしょう。
木はタカオモミジでいいのかな。普通、カエデといえばこの種類を指すようです。