金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

花撮りの小道具

2006年07月18日 | 写真

良い花の写真の第一条件は花と目線の高さが合っていることだと思う。花を上から取った写真は花の一番美しい姿を伝えることができない。では高山植物のように背の低い写真を撮るには地面にはいつくばる必要があるかというとそこは良くしたもので、ちゃんと小道具がある。それがアングルファインダーだ。

Finder

このアングルファインダーを一眼レフの接眼部に装着して上からのぞきながら背の低い花の写真を撮るのである。因みにオリンパスのアングルファインダーの値段は2.4万円。小さなデジカメなら一つ買うことが出来そうな値段だ。一眼レフはメーカー間の競争激化で随分安くなったが、アングルファインダーの様なアクセサリー類の値段は下がっていない。

オリンパスのE330は一眼レフでは初めて液晶モニターで被写体を見ることが出来るようになった。液晶モニターの角度を変えると背の低い花などもライブで見ることができる訳だ。高山植物の写真を撮るには魅力的なのだが、今持っているE300と余り変わらない性能のカメラに11万円の資金を投下する気持ちになれず、相変わらずアングルファインダーのお世話になっているのである。

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「砲声は買い」とは言うが・・・・

2006年07月18日 | 株式

先週ニューヨークの株式相場がイスラエルのレバノン攻撃を受けて下落していたことから、日経平均も二百数十円下げて連休明け相場が始まっていた。そんな時知り合いの証券会社の課長から電話が架かってきた。「大分下げていますが、そろそろ底かもしれませんからインデックスでも買いませんか?」「そうだね。底が近いかもしれないけれど、日本で反発する材料もないしね。今週はバーナンキ議長の議会証言もあるしちょっと様子を見ようか?」と言って私は電話を切った。その時私はウオール・ストリート・ジャーナル紙の記事を読んでいた。それは「砲声で株を買い、勝利のトランペットの音で売る」というネーサン・ロスチャイルドの金言に関するものだった。記事のポイントは以下のとおりだ。

  • 過去の中東紛争を見ると、この金言が的を得ていることが分かる。ほとんどの中東紛争は米国株式に長期のダメージを与えなかった。短期的な株価の下落は買いの機会を提供している。ただし経済の基盤が深刻な影響を受ける時~通常は原油供給の崩壊という形だが~、中東紛争は深刻な株式市場のトラブルを引き起こす。
  • 過去の紛争を見ると1967年5月の六日間戦争(第三次中東戦争)の時、ダウ平均は勃発の1日後は1.8%下落したが、1週間後には1.34%上昇し、1年後には5.11%上昇した。1990年と2003年の2回の米国のイラク侵攻の後も株式市場は良好だった。
  • しかし1973年の十月戦争の後はトラブルに見舞われた(1年後の株価は39.8%下落した)。恐らくこれは戦争勃発の数日後、アラブの産油国がイスラエルを支持する国に対して原油の輸出を禁止し、原油価格を4倍に引き上げたことによる。
  • 1980年のイラン・イラク戦争の後も株価は下がっている(1年後9.97%下落)が、これは景気後退の影響の方が大きいだろう。

ということで今回の「ヒズボラのイスラエル攻撃」(ウオール・ストリート・ジャーナル紙)が、株価にどのような影響を与えるか?ということは原油の供給と価格が影響を受けるかどうかに係るということになりそうだ。それはヒズボラを支援するイランがどう動くか?ということにかかわって来る。イランの動きは北朝鮮のミサイルの出来具合に係って来るところがある・・・・という様に世界は連環しているのである。

砲声は買い・・・かもしれないが、もうちょっと様子を見てみよう。日本株の急激な反発もないだろうから。

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目から鱗のベースボール・グリップ

2006年07月18日 | ゴルフ

私は素人考えを述べる人が嫌いである。より正確に言うと会議などで「素人考えですが・・・」などと前置きして発言する人が嫌いなのだ。会社の会議というものは真剣勝負の場だ。素人考えなど聞いているヒマはないのである。

こんなことを言い出すと私がゴルフの話をすること自体自己矛盾になってしまう。しかし素人ながら敢えて目から鱗が落ちるようなグリップの話をしよう。

この前会社の仲間とリバーサイドフェニックスという河川敷のゴルフ場でプレーした時43・42の85が出たので少し気を良くしていた。ところが数日後の夜の反省会で仲間の一人が「ドライバーが振り切れていませんでしたね。もっと振り切れると後2,30ヤードは飛びますよ」と言う。そこでこの週末に近所の田無タワーの下にある練習場にいってみた。

このゴルフ場は無料でワンポイントレッスンをしてくれる時がある。そこで巡回してきたレッスンプロの人のドライバーを見て貰ったのだ。「うーん。力があるけれどクラブの返りが弱いね。グリップを今の右手小指を重ねたグリップから左右全部の指で握るベースボールグリップに変えてごらん。」と言うのが私の球筋を見たプロのアドヴァイス。

実際グリップを変えて打ってみた。1発、2発、3発・・だんだんボールの掴まり具合が良くなってきた。プロは「私もベースボールグリップで打っているのですよ。私は指が短いがあなとも指が短い様だ。指が短い人はベースボールグリップが良いのですよ」と言った。

その後別の日にベースボールグリップをもう一度練習してみたが、私にはしっくりいく様だ。古いゴルフの教科書には「ベースボール・グリップは右腕が利き過ぎるという欠点があるので、右手小指を左手人差し指と中指の間に乗せたオーバーラッピング・グリップが良い」とあるが、インターネットではベースボール・グリップを推奨しているものもある。

一度本番で70台を出した上で体験に基づくベースボール・グリップ推奨論をブログに乗せたかったが、そんなことを待っていたのでは何時になるか分らないので「素人意見ながら」グリップ論を書いてみた。私と同じようにクラブの切り替えしに悩んでいる人に参考になることがあれば幸甚である。もっとも素人意見ですから、自己責任でグリップの改造にお取り組み頂きたいことをお断りしておきます。

コメント (1)
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