金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

夏山登山にむけて暑熱順化

2013年06月19日 | 

梅雨の最中であるが、山仲間と夏山登山の計画について打ち合わせを始めている。7月下旬に出かけるとするとJRの切符の予約開始まで後10日程になってきたからだ。

ところで夏山登山に備えて準備したいことの一つは暑さ対策、より具体的には暑熱順化だ。高度が100m上昇すると0.6度気温が下がるから、高度2千メートルでは平地より12度低く、高度3千メートルでは平地より18度低いということになる。また風速が1m増すごとに体感温度が1度下がると言われているから、風が吹く山の上は涼しいはずだ。そう、実際に尾根筋や頂上に登ると涼しい風に吹かれることが多い。アルプスの朝夕は寒いと感じることもある。

しかし経験からいうと、夏山登山中に暑さでバテる人は多い。私も何年かに一度は夏山でヘバリ気味になることがあるが、その原因は暑さだ。特に日射が強い時や風がない時は要注意だ。熱中症まではいかないが、暑さにやられるのである。無論人並みの対策は考えている。「ツバが大きく遮熱性のある帽子をかぶる。特に首筋に直射日光が当たらないように気をつける」「こまめに水を飲み、発汗作用で体温上昇を防ぐ」「バックパック(リュックサック)と背中の間の通気に工夫する」などである。

だが一番の暑さ対策は「暑熱順化」を進めて、暑さに強い体を作っておくことだろう。振り返ってみると暑さに強い体を維持できた夏はヘバリを感じず、暑さに強い体を維持できなかった場合は、寝不足などが引き金となり、ヘバリを感じたことがあるようだ。

人間の体は、夏がくると脂肪が減り、体熱を放射しやすくなり、また汗をかいて体温を下げやすくなるようにできている。だが冷房への依存度合いが高過ぎると、あまり汗をかかず暑熱順化が進まないことがある。暑熱順化が進んでいないと、暑さにやられ、悪い場合は熱中症になる。

なんて偉そうなことを書きながら、湿度が高いのでエアコンをつけていた。反省。窓を開けて、外の風を入れよう。暑熱順化を進めて、今年も3つ4つ夏山を登ってみよう。

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市場参加者の6割、資産購入の終了を来年6月と予想

2013年06月19日 | 投資

昨日(6月18日)米国株はダウが138.38ポイント(0.91%)、S&Pが12.77ポイント(0.78%)上昇と続伸。昨日・今日と続くFOMCの結果待ちで、取引高は少ないが、投資家の間に「バーナンキ議長は、資産購入プログラム終了について懸念する市場をなだめるような発言をするのではないか、また経済状態は資産購入規模が縮小しても、成長が持続するだろう」という強気の読みにかける人が出ている。

経済専門チャンネルCNBCの予想では、資産購入プログラムの終了時期を来年6月と予想する人が6割で、年内に終了すると予想する人は5%、また2015年以降と予想する人は12%だった。

株価については目先横ばいながら先行き強気の見通しで、S&P(足元1、651ポイント)については今年年末1,655ポイント、来年6月に1,722ポイントというものである。

半年先を読む株式市場。ほぼ連銀の資産購入プログラムの終了を織り込みつつあると考えて良いだろう。

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