金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

昨日会津、今日京都

2013年06月24日 | インポート
昨日会津、今日京都
昨日は尾瀬を歩き、今日は出張のついでに京都の実家に立ち寄った。尾瀬ヶ原は群馬県に位置するが、群馬県の沼田市と福島県の檜枝岐村を結ぶ街道が尾瀬沼の横を通っている。会津街道である。従って広い意味では昨日会津、今日京都である。昨日会津、今日京都といえば幕末の会津藩だ。NHKの大河ドラマ「八重の桜」では、その会津藩に官軍の総攻撃が迫っている。
 明治維新のスケープゴートになった会津藩。明治維新の一つの転換点の転換点は、武力倒幕派が公義政体路線を抑えこんだ小御所会議でその武力倒幕路線を強引に進めたのが岩倉具視。いわば岩倉の陰謀が会津の悲劇の一つの原因ともいえる。
 その岩倉具視が幕末に隠れ住んだ旧宅が実家の近くにあるので立ち寄った。ただし今日は休館日。
 岩倉具視は維新後、世話になった村民にお礼として灌漑用の池を作る金を寄付した。岩倉の住民は岩倉具視を郷土の恩人として感謝しても良さそうなものだが、子供の頃の記憶ではそのような印象はない。権土池と呼ばれる灌漑池で泳いで溺死する人が相次いだことも影響していたのかもしれない。
 だが何よりも黒幕岩倉具視の陰謀の胡散臭さが不人気の原因だろう。
 それに較べて誠と義を重んじた会津藩の人々は今なお我々に凛とした生き方とあ何かということを教えてくれるのである。




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爽風吹き渡る尾瀬を歩く

2013年06月24日 | 

6月22日(土曜日)-23日(日曜日)某ロータリークラブのトレッキング同好会の皆さんと尾瀬沼から尾瀬ヶ原を横断した。

今日はこれから関西に出張するので、時間がなく、コースタイムなど詳しいことは後ほど書くとして、とりあえず何枚かの写真をアップロードすることにした。

梅雨の最中ながら昨日(23日)は、晴天が続き、尾瀬ヶ原に爽やかな風が吹き、まことに快適な一日だった。

尾瀬沼ヒュッテの朝。午前7時前。燧ヶ岳の山頂は雲の中だが天気は良くなりそうだ。

Ozehutte

沼尻から尾瀬沼を見る。

Numajiri

水芭蕉の季節は終わったが、山際の日当たりの悪そうなところには少し水芭蕉が残っていた。

Mizubashou

尾瀬ヶ原の東端、見晴に到着した頃か青空が広がってきた。

Hiuchigatake

振り返ると燧ヶ岳の全貌が見える。風がなければ鏡のような池塘に「逆さ燧」がきれいに写るだろう。残念ながら昨日は少し風があった。乾いた風が初夏の尾瀬ヶ原を吹きわたった。山は楽しいと実感する一時だ。

Sibutu

正面には至仏山が優しく横たわっている。

鳩待峠への登りは最後が少し急だ。その手前から至仏山の頂上が間近に見えた。

Sibutu2

新緑が清々しい。

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