にわかには信じがたい話だが、CNBCによるとアメリカの17歳から24歳の若者の内3/4以上は、「壮健さ」か「学力」の面で軍隊の採用基準を満たしていないという。
退役軍人を中心としたNPO法人の中にはToo fat to fight(戦うには太り過ぎ)というレポートを出して、学校での食事と教育に警鐘を鳴らしているところもある。
敵と戦う前にジャンクフード撃退と高校の卒業証書獲得のための戦いが求められるのが今のアメリカの若者、ということだろうか?
しかしこの話を逆手にとって考えると、戦争のない世界を作るためには、バカとデブを増やせばよいということになる。
ほめ殺しではないけれど、「お宅も豊かになったのだからドンドン美味しいものを食べてください」と煽てて、ジャンクフードを輸出し、日本の脅威となりそうな国に太っちょを増やすというのは面白いアイディアかもしれない。
話は変わるが太っちょが増えたというと、近くの神社のお祭り等で警備に出てくるお巡りさんの中にお腹が出ている人が増えているのが気になった。「あんなに太っていては、犯人を追いかけて50mも走ることはできないだろうなぁ」と思わせる巡査が目につくのである。祭の時は内勤の人も応援にでるだろうから、お腹が出ているのは内勤の人だけかもしれないが。またこれも高齢化の影響だろう。
若者が太り過ぎや学力不足で軍役に向かないというのは、世界平和のためにプラスになるかもしれないが、近所のお巡りさんには「壮健さと情報リテラシーの高さ」を期待したい。少なくとも「悪いことをして追っかけられたら捕まる」と思われるのと「あの体型なら捕まりっこない」と思われるのでは、犯罪抑止力が相当違うと思う。