先日送られてきた元の勤務先のOB会ニュースを見ていると、希望者には10月から訃報連絡をネットで配信しますという案内がありました。IT化が極めて遅れていた銀行OB会にも少しずつIT化の波が押し寄せているようです。
会報を見ていると10年位後輩の人が「新入会員(つまり銀行を退職)紹介」に出ていました。この世代になると業務でネットを駆使した世代ですから、違和感はないでしょう。
これを受けて、OB会ニュースそのものを希望者にはネットで配信するようにすれば良いという提案をメールで事務局に行いました。
というのは私の場合はペーパーで来たニュースをさっと読んだ後は、スキャナーを使いエバーノートに保存して(OBの勤務先な変更などが出ているので取っておくと役にたつことがある)、ペーパーは捨てているのです。
そして取り込んだ情報の内、将来利用する可能性が高い情報~例えば提携先病院の予約サイト~には「タグ」をつけておきます。そうするとキーワードで簡単に検索することができます。
一方大方の情報~どこそこでゴルフコンペをするなど~は、一過性のもので、その時期が過ぎるとなんの価値もありません。大半の捨てる情報の中から残しておきたい情報を選んでおくには「タグ」は強力な武器です。
もう少しOBのIT化が進むと、同じように考えペーパーベースのニュースは要らないという人が増えてくるでしょう。そうするとOB会の運営コストも下がるはずですが、IT化の進んだOBは職場のOB会以外の場所で活躍しているので、結局職場のOB会にはIT化しない人が残り、余りコストは下がらないのかもしれません。