金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

雨には負けて宮沢賢治記念館へ

2015年08月23日 | まち歩き

昨日(8月22日)は岩手山に登るつもりで、麓の焼走りキャンプ村に泊まっていたのですが、夜来の雨は止まず、登山中止。

私ともう一名は昨日帰京したのですが、本体は今日(8月23日)の早池峰登山を目指して、麓の岳に行くことにしました。

日中時間があるので、花巻の宮沢賢治記念館に立ち寄ることにしました。

アメニモマケズ カゼニモマケズ・・と賢治は歌ったのですが、こちらは雨に負けての賢治記念館訪問です。

アートフィルターを使ってトイカメラの味を出してみました。

記念館の横には森が広がっています。

ただし熊注意という看板が立っていました。森の散策にはご注意・・・ということでしょうね。

賢治記念館の後、車で3分の花巻新渡戸稲造記念館に行きました。

立派な建物です。

「願はくはわれ太平洋の橋とならん」と言っていた新渡戸稲造。農政学者、教育者、国際人(国際連盟の事務次長)、著述家としての活動範囲は多岐にわたりました。

昨夜帰宅後NHKドラマ「経世済民の男」で高橋是清(オダギリジョー主演)を見て、改めて思ったのですが、新渡戸にしても高橋にしても活動範囲が実に広いですね。明治は良い時代だったなぁと思います。

記念館の庭の木々は少し色付いていました。東北に秋が近づいていると感じました。

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晩夏の八幡平を歩く

2015年08月23日 | 

8月21日-22日で八幡平・岩手山に出かけた。

8月21日(金曜日)総勢10名は午前10時にJR新花巻駅に集合。名古屋から花巻空港に飛行機で先着したSEさんがレンタカーの手配を済ませてくれていた。今回はレンタカー2台を茶臼岳スタート組と八幡平スタート組に分けて出発して、途中で車のキーを交換することになっている。

駅近くのセブンイレブンで昼食等を購入して、八幡平にむけて2台でドライブ。空いている東北道のドライブは快適だ。12時過ぎに茶臼山登山口駐車場に到着。幸いなことに1台分の駐車スペースが空いていたので、予定通り1台のレンタカーをここに駐車。もう1台は八幡平頂上駐車場へ。登山口の駐車スペースは6台分程度と狭いが、少し上に何台かの駐車スペースがありそちらも利用可能だ。

 

 八幡平山頂には有料(5百円)と無料の駐車場があり、登山口に近い有料駐車場に車を止めて休憩所で昼食を取った。

12時34分登山開始。GPSの高度は1,533m。八幡平頂上は1,613mだから標高差僅かに80mだ。八幡平は日本百名山の中で最も登りやすい山の一つだ。

写真右上には見返峠のWCが見えている。

12時44分見返峠。13時1分八幡平頂上。八幡平頂上には木製の櫓があるが、眺望は今一つ。「300」と書いたポールが立っている。これはスキーツアー用の標識だ。広大な雪原をワンダリングするのは楽しいかもしれないが、傾斜がないので滑降面では妙味はなさそうだ。

 アザミの写真を撮りながらぶらぶら歩いて行くと八幡沼が見えてきた。

露出補正を+0.7で撮影すると草原の明るさを表現することができた。露出補正をしないと湖面の影響で全体が暗くくすむ。

源太別れまでは快適な湿原の上の木道歩き。湿原には秋が近づいている。

秋の湿原を彩るのは紫色のエゾオヤマリンドウの花だ。いたるところに咲いている。

13時42分 源太の森到着。眺望抜群だ。

14時頃茶臼岳からスタートしたチームとすれ違い、車の鍵を交換した。

14時12分 黒谷地。休憩。

14時53分 茶臼岳1,578m到着。

翌日登る予定(雨のため登山中止となったが)の岩手山が目の前に見える。写真中央の沼は夜沼。

15時27分茶臼山登山口駐車場到着。すぐに別働隊の車が来たので、そろって宿泊地焼走りキャンプ場に向かった。

16時過ぎにキャンプ場到着。まず温泉で一風呂浴びてから、コテージに移り、バーベキューに取りかかった。

キャンプ場が用意してくれた豊富な肉に加えてSAさん持参の「鰹のたたき」+回鍋肉という何とも豪勢な晩餐となった。

八幡平は日本百名山の中では伊吹山(ドライブウエイ利用)、乗鞍岳、蔵王山などと並んで歩く時間の少ない楽な山である。

八幡平駐車場から頂上の道は石畳の部分も多く、運動靴でも楽に往復できる。

沼と湿原がおおらかに広がる景観はフォトジェニックである。高山植物の盛りを過ぎたこの時期写真になる花は少なかったが、秋の近づきを感じる草原歩きは心地よかった。

 

 

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私の生涯学習論(4)~身の丈にあったお金の使い方

2015年08月23日 | ライフプランニングファイル

「身の丈にあったお金の使い方」というと、節約という言葉がまず頭に浮かぶかもしれません。

しかし単なる節約は萎縮に繋がり、人生を楽しむという積極性に欠けると私は思います。

むしろ「使いたいことに時間とお金を使うために、自分のやりたいことを絞り込もう」と私は考えています。

私の場合60歳位まではそこそこゴルフをやっていましたが、その後すっかりクラブを握らなくなりました。理由は節約というよりも「ばね指(一種の腱鞘炎)のため、ボールを沢山打つと指の関節が痛くなる」という問題があったからです。

沢山叩かずにラウンドすれば良いのですが、腕前からしてそれはできません。サラリーマン時代は少々指が痛くても「取引先とのお付き合い」「会社のコンペ」ということでお付き合いをしていたのですが、サラリーマンを離れるとその必要はないのであっさり止めることにしました。

でもモノゴトは「止める」ということを支点に考えると悪い方に向かいます。そこで「ゴルフを止める」のではなく、私にとってもっと楽しいことを「する」と考えることにしました。それは山登りとスキーです。こちらは全身運動ですから、ばね指になることはまずありません。

山やスキーに、もっと時間とお金という資源を集中しようと考えたのです。

人によっては逆の場合があると思います。つまり山を登る体力に自信がなくなってきたからこれからはゴルフに集中しようという人もあると思います。それはそれでとても良いことだと思います。

シニアにとって大事なことは「色々なことを止めて節約する」と考えるのではなく、「限られたことに集中するため、付き合いでやっていたようなことは止める」と考えることだと私は思っています。

もちろん世の中には、体力・体調万全で、時間もお金もたっぷりある。だから何でもやろうという積極的な人がいると思います。それはそれで結構なことだと思います。それがその人の身の丈だからです。

「身の丈」とは良く言ったもので、人には持って生まれた「福分」があると思います。これは身長と同じで変えることはできない。しかし背が高い人は背の高さを活かした生き方を、背が低い人は背の低さを活かした生き方を見つければ良いと私は考えています。

そして集中することには、お金と時間をかけたいし、お金と時間をかける以上自分なりに満足できるレベルまで達したいと私は考えています。人が持って生まれた「福分」には定めがあると言いましたが、私はその「福分」をどう配分するか?という点について、人は裁量権を持っていると思います。また大枠では定まっている「福分」ですが、努力することで多少伸びしろがあると思っています。

ではどのような努力をすれば良いのでしょうか?

私はそれを「極めようとする気持ちを持続する」「良いものにこだわる」ことだと考えています。

次回は「良いものにこだわる」ということを述べたいと思います。

 

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