金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

4月の雨、はなバスも電車も遅れて

2019年04月08日 | うんちく・小ネタ

今朝(4月8日)は雨。はなバスに乗って駅に向かった。はなバスというのは西東京市のコミュニティバスだ。晴れの日は駅まで自転車で行く人が多いので空いているバスだが、雨になると途端に混み到着が遅れることが多い。今朝もそうだった。

遅れたというと西武線も遅れていた。雨の月曜日というのは電車がノロノロ運転になる傾向が強い。

ただし電車が遅れても昔のように急いで会社に電話を入れる人や延着証明を求める人はいなくなった。

これは「電車は遅れる」ということがNew Nomalになり、必要な連絡は携帯メールやLineなどで簡単にできるようになったからだ。

この雨で桜の花もかなり散るだろう。散るというと4月初めは本社に集まっていた新入社員達も配属先に散って朝のラッシュもほんの少し緩和されるかもしれない。もっとも緩和されるといっても本当にほんの少しである。

朝夕の通勤地獄は元号が変わってもNomalとして続きそうだ。スマートフォンや人工知能が発展してきたのだから通勤地獄の改善に知恵を出し合っても良さそうなものだが、この面ではNew Nomalはまだ地平線にも見えてこない。

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3月の好調な雇用統計で連銀は安堵のため息

2019年04月08日 | 投資

先週金曜日に発表された3月の米国雇用統計では、非農業部門雇用者増は196千人と今年の平均180千人を少し上回った。

2月の非農業部門雇用者増が僅かに20千人と低迷したため、連銀に政策金利引き下げ見直しを求める声が高まっていた。

これに対し連銀幹部からは景気の見通しを判断するには、少なくとも数ヶ月の雇用統計を見る必要があり、今は政策金利については中立的立場を取るという反論があった。

3月の非農業部門雇用者増はこの連銀の立場をサポートするものだった。ちなみに2月の雇用者増も33千人に僅かながら上昇修正された。

WSJはこの状況をMarch jobs report should prompt sighs of relief from Fed officialsと報じていた。

連銀が安堵のため息をつくように投資家もまた一安心だったろう。

もっとも経済も相場も生き物だ。雇用統計の後には決算発表が来るから投資家は企業決算の中から景気と企業業績の先行きを判断する必要がある。安堵は長続きしないのである。

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