惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

小山陸橋

2014-03-24 20:51:06 | まち歩き

 晴れて暖かい。最高気温 18.6℃(隣町アメダス)。

 原稿は書いて送ったし、陽気はいいし、ということで、ちょっと遠くのホームセンターまで出かけました。
 お買い物自転車用のダイナモライト(古いのがどう修理しても光らなくなったので)と、木工用防腐塗料を購入。
 これも増税前の駆け込み需要ということになりますかねえ。売り場の値段表示が本体価格になっているので、戸惑ってしまいます。計算がややこしい。

 行ったのは相模原市のホームセンター。
 往復は尾根幹道を走ったのですが、西端の町田街道へつながる小山(おやま)交差点近くの陸橋工事が終わりに近づいています。工事期間6月9日までとあったように思いますから、6月10日からはあそこらへんの渋滞が解消されることになるのかな。あと2か月半。待ち遠しいです。


辛夷

2014-03-23 20:43:56 | 草花

 最高気温 16.3℃(隣町アメダス)。思ったほどに上がってませんが、これで十分暖かい。春です。

Kobushi1403  一昨日、「まだ花を見ない」と書いたコブシ、野川上流の武蔵野公園まで行くと咲いていました。大きく枝を広げた、立派な木です。

 昨年の日記を見返してみると、16日にコブシのことを書いていましたから、今年は春がちょうど1週間、遅れているといえるかもしれません。

 モクレン科の落葉高木で、若い実がまるで握りこぶしのようだから、こう呼ばれるとか。実は熟すると、中から真っ赤な種子が割れ出てきます。
 この赤い種子が枝からたくさんぶら下がるのは、紅葉の季節が近くなってからでしたっけ。春の白い花とはまったく違ったおもむきで、ちょっと驚かされます。


三又

2014-03-22 20:24:31 | 草花

 ミツマタの花が咲いていました。これもご近所の庭先での写真。

Mitsumata1403  ジンチョウゲ科の落葉低木。花を見ると、ジンチョウゲの仲間であることが納得できますね。
 名前は枝が3つに分かれながら伸びることから。これもわかりやすいネーミング。

 葉が出る前に、花ばかりが咲いて賑やかです。いくつもの花が集まって球になっていますが、ひとつひとつの花に花びらはなく、4枚のがく片とその内側の8本のオシベ、1本のメシベから出来ています。

 田舎の高知は和紙の産地で、山の畑でミツマタやコウゾを育てている農家がありました。
 枝を切り取り、大きな桶で蒸してから、皮を剥いでいた記憶があります。剥いだ皮の繊維を、紙屋さんが紙に漉くのです。
 今も和紙は作られていますから、どこかの畑にはミツマタも作られているんでしょうね。眺めてみたい風景です。


白木蓮

2014-03-21 20:25:40 | 季節

 春分。
 今日を境に太陽は赤道より南側に(追記:正しくは「北側に」。橘さんが指摘してくださいました)位置するようになります。

 東京の日の出は5時44分。日の入りは17時53分。昼間が9分長いですね。
 これは日の出(太陽の上端が顔を出す時)と日の入り(同じく太陽の上端が隠れる時)の定義によるズレのせい。太陽が自分のみかけの直径分を移動するのに9分かかるということなのでしょう。

 ところで、最近、「時正(じしょう)」という言葉を覚えました。辞書には「昼と夜の長さが等しいこと。彼岸の中日」というような書き方がされています。でも、暦によれば、東京の昼と夜の長さが等しいのは4日前、3月17日のことでした。
 ということで、3月17日を「時正」と呼びたくなりますが、これは間違い?

 さて、時正の今日。

 朝は晴れていたのに、昼前から昼下がりにかけて雪雲が空を覆いました。雪は降らず、その後また青空が広がりましたが、北風が強い。

Hakumokuren1403  散歩に出ると、近所のお宅の庭のハクモクレンが咲いていました。

 青空をバックにした白い花といえば、コブシがよく似合うのですが、そのコブシはまだ咲いたのを見ません。桃の花は今が盛り。季節の進行がちょっと変かも。

 知人のブログによれば、高知ではもうハクモクレンは散ってしまったとか。南国高知と関東との差を感じます。


夜桜照明予定

2014-03-20 20:28:02 | 日記・エッセイ・コラム

 いちにち小雨がやみませんでした。
 最高気温 8.8℃は日付が変わって間もない午前1時頃のもの。日中は6℃から7℃台。春は足踏み状態です。

Lightup1403  夕方、小糠雨の降る中を散歩に出ると、野川遊歩道のフェンスにこんな張り紙が。
 例年、楽しみにしている夜桜ライトアップが今年も行われるんですね。浮き浮き。
 詳しくはこちらをご覧ください。

 さらに歩いて、駅近くの駐車場前を通りかかると、脇を猫(野良?)が歩いてきます。
 白と黒のブチ猫で、ひしゃげたような顔をしていて、尻尾も途中でちょん切れたような中途半端さ。どう見ても美猫とはいえません。
 とはいえ、見かけた猫には、声をかけることにしているので、「ミャア」と呼びかけてみると、立ち止ってこちらを見つめます。
 何度か「ミャ~ゴ、ナーゴ」と話しかけると、じっと耳を傾けてくれる。あまり足を停めさせても悪いので、適当なところで「じゃあね」と手を振ると、目を細めて満足げに立ち去りました。
 見た目はともかく、性格はとても良い猫でありました。

 帰途、ブックオフで本を眺めたのですが、値札が「108円」とか、すでに消費税アップ後のものに貼りかえられていました。レジでは、3月中は、まだ5パーセントの値段なのでしょうが、値上げの春が迫っていることがヒシヒシと。