金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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勝沼酒造、世界に通じるワイン

2008年02月17日 | 酒・ワイン

勝沼酒造のことは先週土曜日(2月9日)朝のNHKテレビで始めて知った。当社のワインがフランス醸造技術者協会主催の国際ワインコンテストで2003年、4年よ2年連続で銀賞を取ったことを報じていた。山梨のぶどうは元々食用で、一本の木に沢山ブドウの房を実らせている。このため糖分が多くの房に分散され、ぶどうが水っぽくなる。このぶどうから作るワインに甘味や酸味を付けるため、補糖や補酸が行われる。しかしワインへの一切の混ぜ物を排除するフランス醸造協会の基準ではこれら混ぜ物をしたワインはワインと認められないのだ。

勝沼酒造のワインがフランスで認められたということは、当社のワインが添加物を加えず、ぶどう本来の成分のみを凝縮してワインを作ったということだ。テレビで有賀社長は「ぶどう農家に頼んで、一本のぶどうの木につける房を減らし、コクのあるぶどうを作って貰った」と言っていた。

早速勝沼醸造のワインを飲んでみることにした。どこのワインショップで扱っているか分からなかった(当社に電話したところ土曜日は休みで取扱店を聞けず)ので、当社のホームページhttp://www.katsunuma-winery.com/index.htmlからオンラインで注文することにした。銘柄はアルガーノ 甲州樽発酵 2006 750ml辛口 3,150円を選んだ。

そのワインが届いたので昨日夕食時に開けてみた。料理はメダイにトマトソース味をつけたメインの他、りんごと大根のサラダ粒胡椒和え、ガーリックトーストなど。ワインはやや琥珀色を帯びている。説明書きによると「フレンチオーク樽で一ヶ月発酵させ」とあるので、ここで色が付いたのだろうか?

Katunuma

味は果実味があり酸味が強く樽香を伴う。酸味が強いのでタイよりもっとこってりした魚に合いそうだ。このワインを高く評価するかどうかは酸味をどうみるかかもしれない。

後はコスト・パフォーマンスの問題だ。しかし本場フランスn基準を満たす国産ワインを一度試すことは悪くないと思った。

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