昨日(2月23日)、今日(24日)と春一番の強風が吹き荒れて大変だ。強風は近所の小学校の校庭の砂や畑の土を巻き上げ、茶褐色の砂煙が吹き荒れていた。早い午後スポーツジムに出かけたが、強風のためか入場者はいつもの週末よりはるかに少ない。ジムからの帰り道は西向きになり、強風の中を顔をそむけながら自転車を漕いだ。こちらの方が下手なトレーニングより、余程運動になる位だ。
昨年は株式取引で少し損を出したので「源泉税の還付を請求しようか?」「金額が小さいからやめようか?」と迷っていたが、こう風がきつくては出かけるのも大変なので、確定申告書作りを行う。
国税電子申告システム(e-Tax)という便利そうなものもできたが、ICカードリーダライタを買う必要があるなど手間である。毎年確定申告をする訳ではないので、物好きの私もまだ手を出さないでいる。大体このところの確定申告は「多額の医療費を払った」(今年はないが)「株取引で損をした」など余り良くない話に絡むものが多い。株や投資信託の売買を一つの証券会社で特定口座を使って行っている場合は、取引損益はその口座で通算され完結するが、複数の証券会社を使っている場合は確定申告を行わないと還付を受けられない。
とにかく今年は国税庁のホームページhttp://www.nta.go.jp/webtaxtv/にアクセスして、ネットベースで計算を進めることにした。手元に用意しておくものは、証券会社から1月中旬頃送られてくる「特定口座年間取引報告書」と「給与所得の源泉徴収表」だ。
上記国税庁のHPから進んで「分離課税の申告書」(申告書Bと申告書第三表)とたどりつき、そこからは対話形式に従って入力していくと還付金まで計算してくれる。後は住所や還付金受取口座を入力して印刷するだけだ。
ずいぶん便利になったなぁ、と思った。(1,2年前にホームページで申告書を作成した時は印字がずれたりして苦労した。)
ところで損を出して株を売るには「資金繰りに充当する」か「持っていたら更に値下がりする(と思う)」ことが大きな理由だろう。また含み損を出して、これから上昇しそうな別の株を買うということもある。確定申告書が余りに簡単にできたので、損を出した時の背景などを思い返していた。来年は株式売買損の申告はしたくないものだが、この相場付きではそうもいかないかもしれない。
さまざまなこと思い出せる税還付 北の旅人