2月23日(土曜日)明治神宮で行われた会社のOBの方々の野鳥観察会にくっついていく。当方写真を撮ることに多少の関心はあっても、鳥の識別など甚だ覚束ない。それでも専門家の話を聞きながら、春めいて来た都会の中の森を歩くことは楽しい。
代々木口から神宮の中に入っていくと池があり、鴨やおしどりが池の淵で並んで休んでいた。眼は開いている様に見えるが眠っているらしい。
次にツグミの写真を撮ることができた。
500円払って南池の方に入っていくと、野鳥の大ベテランのMさんが「カワセミの声がする」というので、楽しみにしたが姿は見えなかった。それにしても鳴き声一つで鳥の種類が分かるのはスゴイことだ。池の近くでジョウビタキを見た。
「清正の井」に向かって歩いていくと途中でルリビタキ(メス)がいた。
写真らしい写真になったのこれらの鳥だが、他にもメジロ、シジュウガラ、ウグイス(声だけ)、ヒヨドリ、カイツブリなどを観察することができた。専門家の方々は観察会の後「鳥合わせ」というその日観察できた野鳥の照合を行う。今日は二十六、七種の野鳥(カラスなども入れてだが)が観察できたらしい。もっとも私には知らない種類の鳥が多くて何種類の鳥がいたか見当もつかなかったが。
神宮の中の立て札に明治天皇の御製の和歌が書かれていた。
うつせみの代々木の里はしづかにて都のほかのここちこそすれ