5月9日・10日一泊で両神山と武甲山に登りに行った。泊まりは国民宿舎・両神荘だった。
9日土曜日7時52分所沢からレッドアローに乗り、池袋から来た会社の連中3名と合流。この会の企画・会計はHさんがやってくれるので助かる。9時45分頃三峰口に到着。タクシーでこの日泊まる両神荘経由で日向大谷に入った。両神荘に着替えをデポしていった時僕はカメラまで間違えて置いていってしまった。したがって両神山の写真はない(後で仲間が撮った写真は貰うだろうが)。
さて10時半に日向大谷に到着すると、駐車場は満杯。乗用車の他中型観光バスもとまっている。新緑とヤシオツツジの時期なので入山者が多いのだ。
午後1時半頃両神神社到着。携帯で1枚写真を撮る。写真はこの神社の狛犬だが、ここの狛犬は犬ではなく狼である。昔秩父地方に狼が沢山住んでいた証拠だろう。両神山に登る道は所々鎖場がある。
午後2時過ぎ両神山到着。ヤシオツツジがきれいだ。両神の山頂から雲取山や甲武信岳が良く見える。2時半頃下山開始。朝登った道を引き返しているのだが、意外に長く感じた。長い5月の陽が尾根に沈む頃ようやく日向大谷に到着。時計を見ると丁度5時だった。観光バスが2台入ってきた。「雲取山と両神山登山」と書いてある。四国から来たバスだがなかなか意欲的な計画だ。
日向大谷からはタクシー20分程で国民宿舎に到着。ややぬるめの温泉にゆっくりと入りその後は途中で買った秩父正宗を飲みつつ夕食を楽しんだ。この酒は良く言えば端麗、悪く言うとコクがないが登山の後には合う酒だった。
あけて10日日曜日。今日は熊谷などでは30度を越す夏日になるという予報だ。8時にタクシーに乗り、浦山口から武甲山登山口林道終点まで入る。料金は7千円弱。大名旅行とまではいかないが、小名旅行程度の感じ。8時40分登山開始。九十九(つづら)折れの急坂が続くが、谷から吹き上げる風が心地よい。11時過ぎに武甲山山頂の御岳神社に到着。子供連れの登山客も目に付く。ハイキングコースといった感じだ。
頂上から秩父の町を俯瞰した。
途中の不動滝で清水を飲み汗をぬぐう。滝の写真はシャッター速度を1/3秒に落として滑らかに表現した。
午後1時過ぎに生川登山口に到着。タクシーで横瀬の武甲温泉に向かう。ここのお湯は両神荘に比べると熱い。サウナに入って水を浴びるとまたビールが欲しくなる。谷川の清水も美味いがやはり下山後のビールにはかなわない。
横瀬駅から今日登った武甲山を撮った。石灰岩の採掘で痛めつけられた山だが、なお登山者を惹きつける何かがある山だ。午後3時半のレッドアローで帰郷。山・温泉・山・温泉の週末はこうして終わった。