月曜日(6月23日)の海外市場は、大幅な株安・コモディティ安となった。S&P500インデックスは3.06%下落して今月初めて900を切った。株安の直接の原因は世銀が今年度の世界経済の収縮見通しを1.7%から2.9%に引き下げたことにある。またホワイトハウスのスポークスマンは米国の失業率は向こう数ヶ月で10%を超える見通しと述べた。
これらの悲観的な情報により、投資家は財政発動によるインフレ・金利上昇懸念より景気悪化に対する懸念を高めた。
ファイナンシャル・タイムズによると、米国の最大手企業の役員(つまりインサイダー)が大量に株を売却していることが証券取引委員会のファイリング・データから明らかになった。「米国のもっともスマートな(抜け目のない)プレーヤーである公開企業の役員は、自分の金を景気回復に賭けていない」と投資調査会社Trim Tabsのバイダーマン氏は述べている。因みに6月に企業インサイダーが売った株は26億ドルで、購入した金額1.2億ドルの22倍である。
これではグリーン・シュートGreen shoots~景気回復の芽(きざし)~も土足で踏みにじられたようなものである。
大量に売る株を持たない一般庶民は、コモディティ安にベットして、豪ドルでもショートしますか? もっとも豪ドルも既にピークよりはかなり下げているが。