10月11日月曜日体育の日。体育の日は晴れることが多いが今日も快晴。風は爽やかだが、日なたを歩くと半袖でも汗ばむほどの気温の高さだ。
さてワイフと始めた武蔵野三十三観音巡りも今日で30ヶ所まで回り、後1回を残すところまでこぎつけた。今日は西武秩父線の武蔵横手から歩き始めた。9時半頃武蔵横手に着いた電車からは沢山の登山客が降りた。大方の登山者は東向きつまり高麗川にそって下る方向に歩き始めている。北向地蔵から日和田山方面に縦走するのだろう。私たちは高麗川にそって上流に向かいまず長念寺を訪れた。
額の下の浮き彫りがきれいなので一枚写真を撮った。
次に向かったのが東吾野の福徳寺。
朱印を頂くべく、お寺の人を探すが不在(帰宅後インターネットで調べると無住のお寺であった)。朱印は1km程先の興徳寺で頂くよう説明書きがあった。
福徳寺の阿弥陀堂は立派だ。建物は国の重文である。
興徳寺で朱印を貰った後、法光寺へ向かって国道(299号)をひたすら歩く。ゴールの法光寺は吾野駅前だ。途中旧秩父街道の一部を通る。わずかに往時の趣を残す建物もあるが、今日は見学ができなかった。
法光寺に到着したのは正午前。
吾野駅から東北方面をみると顔振峠付近の稜線が見える。私はまだそこを歩いたことはないので、正確な位置を示すことはできないが、もう少し年を取って里山歩きに専念する日がくれば歩きたいところだ。なにせ源義経が奥州に逃げる時余りの絶景で振り返り、振り返り登ったので「顔振」峠の名前が付いたそうだから。
ところで来週は瑞牆山、再来週は常念岳と遠出の山登りが続くので、武蔵野三十三観音は三十一番目でしばらくお休み。残る二つは子ノ権現から竹寺への山道なので少し紅葉が始まる頃に歩いてこのイベントの締めくくりにしたいと考えてている。