金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

社団法人のHP更新にCMSを導入した

2014年06月12日 | デジタル・インターネット

私が事務局を務めているある社団法人でホームページを更新するため、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入した。これまでHP運営管理会社にその都度依頼していたコンテンツのアップロードを事務局で簡単に行えるようにした。

導入費用は約30万円で、これまで運営会社に払っていた毎月の管理費が削減するので費用面では4-5年でペイオフする計算だ。ITに詳しい人であれば、もっと導入作業を安く済ますことができるはずだが、これまでのリレーションや今後のヘルプ期待もあり、比較的言い値でお支払した次第。CMSソフト自体はオープンソースなので、無料でダウンロードすることは可能なのだが・・・・

導入したCSMソフトはWordpressでリリース時にA440ページほどの「ホームページ更新マニュアル」が送られてきた。まあ、英語部分が多いと言われているWordpressのマニュアルを日本語化し、一部当社社団法人のHPをコピーして、カスタマイズ風にしたようだ。

一般にユーザがCMSを導入する目的は「コスト削減」と「迅速なコンテンツの更新」だと思うが、当社団法人の場合、コスト削減メリットは上記のようにそれほど大きくないと思う。むしろ運営会社に気兼ねなく(時々掲載したコンテンツの修正をお願いする時など「悪いことしたなぁ」という気がすることがあった)、コンテンツを迅速に更新することにメリットがあるのではないか?と考えている。

★   ★   ★

ソフトウエアの進歩はそれまで「プロ任せ」「業者任せ」だった作業をユーザ側で簡単に行うことを可能にしている。業者さんは導入時に収益を上げることが可能だが、その後のフローの収入はなくなる。中々厳しい世界なのだろう。

Wordprfessは体系的に勉強するのが面倒くさくて、必要が生じるごろにトライエンドエラーで使っているがほとんど問題はない。こんなことならHPを立ち上げる時からCMSを使っていたら、コストセーブができたのに、と思っている。知恵は常に後からでるものである。

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【イディオムシリーズ】Hit pause

2014年06月12日 | 英語

Hit pauseとは「プレーヤーなどの一時停止ボタンを押す」という意味だ。

それまで4日連続で新高値を更新していた米国ダウは昨日102.04ポイント(0.6%)下落した。これは過去3週間の中で最大の下落だった。

WSJは A handful of minor factors gave investors a chance to hit pause after stock's latest record setting advance.と報じていた。

最近の記録更新を続ける株価上昇の後、一握りの小さな要因が投資家に一時停止ボタンを押すチャンスを与えた、という意味だ。

昨日の一握りのマイナーな要因としては「世界銀行が今年の世界の経済成長見通しを3.2%から2.8%に引き下げたこと」や「バージニア州で行われた共和党下院候補を決める予備選挙で共和党下院ナンバー2のエリック・カンター氏がティーパーティ系の新人に敗れたこと」などだった。

カンター氏の敗北は共和党の中で右派が力を取り戻す予兆と判断された。共和党右派が力を得ると経済政策や移民政策と現政権との妥協点の模索が難しくなり、経済活動にはマイナスと市場は判断した。

ただし昨日の株価下落は一時的なもので、市場の大きな方向感には変わりはないというのが多くのストラテジストの見方だった。

高値警戒感を持っていた投資家にとっては一時停止ボタンを押す絶好のチャンスだったようだ。だが停止ボタンを押している間にノイズが増えてくると演奏再開のボタンを押すチャンスが遅れる可能性もある。演奏が一時停止している間に耳を澄ませておきたいものだ。

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