The devil is in the detailは「悪魔は細部に潜む」という意味で「落とし穴は細部に隠れている」という意味だ。
昨日(8月18日)米国株はダウ・S&P・ナスダック3市場揃って大幅に上昇した。理由は「ウクライナ=ロシアの緊張緩和」「全米ホームビルダー協会とウエルスファーゴ銀行が発表した住宅市場指数の3か月連続の上昇」「小売業ダラー・ジェネラルの同業買収提案への好感」などだった。ただし商いが薄い中での上昇だったので、昨日の動きが市場の方向感を出すには至っていないと思われる。
市場参加者は今週木曜日に始まるジャクソンホールで行われる世界の中央銀行総裁が参加する経済フォーラムを注目している。経済フォーラム自体は無風状態で終わるだろうが、市場参加者が注目しているのは、金曜日のイエレン米連銀議長のスピーチだ。
WSJはBesemer Trustのチーフ・インベストメント・オフィサーの声を紹介していた。
It is not what the FED is going to do, it's the speed and the exact timing. The devil is in the details with FED.
「それは(関心事は)連銀が何をしようとしているかではなくて、そのスピードと正確なタイミングである。落とし穴は連銀の細部に隠れている。」
市場参加者にとって10月に債券購入プログラムを終了する連銀が次に金利引上げに動くことはほぼ織り込み済みのことだ。問題は金利引上げがどれ位のスピードでいつ行われるか?ということに関心は移っている。だから連銀議長のスピーチからそのヒントを見つけようと耳を澄ましているのだ。悪魔のささやきは少しでも早く聞いたものの勝ちだからだ。今後の鍵となる経済データは労働市場とインフレ率だ。連銀議長がこれらの指数の動きから何を引き出すか?に米国の株式・金利・ドル相場はかかっている。
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