8月23日(日)-24日(月)、ワイフと日光に出かけた。ここ2,3年は8月の終わり頃奥日光のアストリアホテルに泊まり、温泉に浸って夏の疲れを癒すことを年中行事にしている。何度も日光に足を運び、有名な、つまり東照宮など世界遺産に指定された観光スポットはほとんど見てしまったので、今回はそれほど有名でない所を回ってみることにした。
1日目朝8時半に自宅をマイカーで出発し、最初に向かったのが鹿沼の古峯(ふるみね)神社だ。約2時間で到着。
茅葺の大拝殿の上に天狗の面が飾られている神社の拝殿に上がると神楽が奉納され、熱心な信者の方がお祈りする姿を目にすることができた。日本武尊の神を祀るこの古い神社は日光を開いた勝道上人が修行を積まれたことでも有名だ。
お昼ご飯を神社の中茶寮で頂くことにして、受付で11時半の予約を済ませてから、神社の向かい側にある「古峯(こぶ)園」という庭園を散策した。
僅かに一部の楓が色づき始めている。昼食時に茶寮のおばさんに聞いた話によると「ここの紅葉は素晴らしい。わざわざ人でごった返す日光まで出かけることはありません」ということだった。
古峯神社の狛犬は中々面白いポーズを取っていた。
古峯神社から鹿沼の方に少し戻り、県道14号で日光に向かった。14号に入った頃から雨が強くなってきた。この県道は鹿沼と日光の間の山を越えていく狭い道だが、対向車がほとんどなかったので、助かった。
激しい雨が降り続ける中、車を田母沢御用邸に向けた。ここは大正天皇のご静養のために建てられたものだ。
この御用邸には現在の天皇陛下が第二次大戦の末期に疎開されていたそうだ。写真中央のくぼ地のあたりに防空壕が掘られていたと解説員の方から説明を受けたが、雨が激しいので、庭の散策は見合わせた。
田母沢御用邸の後は中禅寺湖畔に登り、中禅寺湖の東岸(立木観音側)のイタリア大使館別荘記念公園を訪れた。いろは坂を登るにつれて雨が上がってきた。記念公園の駐車場として、パンフレットは立木観音の少し先の「歌ケ浜駐車場」を示しているが、そこから500mほど先に行った駐車場の方が記念公園に近いのでそちらに車を止めた。ただし駐車スペースが10台分ほどで狭い。混み合う時は「歌ケ浜」の方が良いだろう。
イタリア大使館別荘は中を見学することができる(入館料は志で100円程度)。
湖畔に出てみると対岸の山が雲間に現れた。
ひと時の雨に切れ間が見せてくれた美しい景色に感動する。
この建物は昭和3年に建てられ、平成9年まで歴代の大使が別荘として利用していた、ということだ。
恐らく多くの大使の方がこのような素晴らしい景色を何度か楽しんだことだろう、などと思いをはせるのも楽しかった。
2日目8月24日は朝から雨。車で10分ほどの湯元に行き、「温泉寺」を参拝。
その後は改修工事中の輪王寺を見学し、宇都宮に近い道の駅「ろまんちっく村」で蕎麦を食べてから帰宅した。 この道の駅には宿泊施設がある。周辺には日光街道の宿場町として見どころの多い徳次郎宿などがあるそうだ。
日光周辺にはまだまだ色々楽しむことができるスポットがあるようだ。