金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

モンベルクラブ、会員特典はアプリで探します

2022年06月02日 | うんちく・小ネタ
 アウトドアショップのモンベルから160ページに及ぶ分厚い「会員特典ガイド」が届きました。モンベルの会員証を提示すると割引などを受けることができる飲食店、物販店などの一覧が出ている冊子です。
 一回の割引など優遇措置は100円引きとかオリジナルタオルプレゼントなどと大したものではないのですが、会員でありながら気が付かなかったり会員証を忘れたりしてサービスを受けられなかったことを後で悔やむことが過去にはありました。
しかし現在ではこれらのことでサービスを受けられなくなるケースは減っています。何故ならまずモンベルの会員証をデジタル化してスマートフォンに取り込んでいるからです。スマートフォンを持たずに旅や山登りに行くことはありませんから会員証の持参忘れはなくなりました。
 次に提携サービスを提供する店(フレンドショップといいます)を調べずに旅や山登りに出かけてフレンドショップを見落とすリスクは「会員アプリを使った事前検索」を行うことで大幅に減りました。
A4判160ページの会員特典ガイドブックには約2千件のフレンドショップが書かれていますが、旅や登山の前に調べていかないこともあります。
 しかし旅に出て時間があるときに、近所にフレンドショップはないかな?とスマートフォンで検索することは簡単です。このような使い方をする人も増えているのではないでしょうか?
 そこでモンベルさんにお願いなのですが、できれば紙の分厚い特典ガイドを廃止して欲しいと思います。理由はペーパーレス化による森林保護や省エネ推進です。モンベルさんにとっても製作費や郵送料の削減になります。
 旅や山登りをする人はスマートフォンの使用率が高いと思いますので、事情を説明すれば、紙のガイドブック廃止を受け入れてくれると思いますよ。




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台湾人はやがて日本人より英語が上手になる?

2022年06月02日 | ニュース
 今週からから最近日本に語学留学してきた若い台湾人の男性に日本語のレッスンをボランティアで行っています。そのため台湾に関する関心が高まっており、WSJで米国通商部が台湾との貿易促進のため二国間協定を結んだという記事も興味深く読みました。
 アメリカが台湾との貿易促進を重視する理由の一つは、台湾の台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング社などが生産するセミコンダクターの供給を確保したいからです。
 アメリカはセミコンダクターの約7割を台湾に依存しています。米国の議会ではセミコンダクターの自国生産を増やすための法案が討議されているそうですが、しばらくは台湾依存が続くでしょう。
 一方中国の脅威が高まっている台湾でも米国への傾斜が強まっていると思います。台湾政府は2030年にバイリンガル国家を目指す方針で英語教育に力を入れています。
 「台湾人の平均的な英語力は日本人程度」という意見を耳にすることがありますが、10年もすれば台湾人の方がはるかに上手になっている可能性は高いと思います。最近はハイキングなどでも台湾から来ている若者を見かけることが増えています。少なくとも日本人の若者より外国に出向く若者が多そうで、それだけでも語学力向上の機会が増えていることは間違いないと思います。
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