今日の午前中、市が無料で提供している特定健康診断に行ってきました。医師の診断や血液検査はかかりつけのクリニックで行ったのですが、最後に眼科により、眼底検査をして貰いました。眼底検査で瞳孔を開いたため、今でもまだ見え方が少し不自然です。
ところで市が提供している健康診断は略して「健診」ですが、案内状を見ると「同時にできる『検診』」として大腸がん検診や前立腺がん検診などの「検診」があります。
調べてみると「健診」=健康診断は、「現在何らかの病気を発症していないか」「今後なんらかの病気を発症するリスク因子があるかどうか」を確かめるもので「検診」は「特定の病気にかかっているかどうかを調べる」目的で実施するそうです。
今回は「大腸がん検診」だけを受けました(前立腺がん検診は偶数年齢なので該当せず)。
ふと思ったのですが、50代の頃はかなり高いお金を払って「人間ドック(または半日ドック)」に行ったこともあるのですが(大体は会社が行う健診で済ませていたのですが)、70歳を過ぎてからは人間ドックには行っていません。
その理由の一つは高血圧等の生活習慣病については、定期的にかかりつけのクリニックに行っていて、実害がでない範囲に収まっている(と感じている)ことにあります。
がんについては、早期発見が重要と言われていますが、統計的には「検診」で発見される割合は15%程度で、残りは自覚症状や他の疾患の経過観察からがんと分かったということです。
1年に1回や2年に1回の検査ではその間にがんを発病することもあるからでしょうか?
ただ私が「健診」で重視していることは、「同じクリニックや眼科医で健診を受け続ける」ということです。そうするとお医者さんが過去からの変化を見てくれますから、「良くなっている」「前とかわらない」「悪くなっている」という傾向が分かります。年齢を重ねていくと「良くなっている」ということはほとんどありませんので「前とかわらない」を持って良しとしようと考えています。