金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Sensex、3度目の2万ポイント到達は近いが・・・・

2013年01月21日 | 投資

インドの代表的株価指数Sensex(ムンバイ証券取引所の30銘柄で構成)が、2万ポイントを超える勢いだ。ザラ場では先週金曜日に2万ポイントを超えたが、終値は2万ポイントを下回った。今日は2万ポイントを超えた水準で取引されているので引け値で2万ポイントを超える可能性は高い。

株価上昇を牽引したのはリライアンスなどの資源株で、政府が重油の値上げを容認したことで、市場予想を上回る前年比24%の増益になったことが好感された。

ドイツ銀行のアナリストは政府の経済成長支援策が持続するとSensexは22,500ポイントまで上昇するという見方を示している。

私は若干ながらインド株投信を保有しているので、過去を振り返りながら自分なりのシナリオを考えてみた。Sensexは過去に2回ピークを持っている。最初の山は2008年1月のピークで20,827ポイントまで上昇したが、リーマン・ショック後は9千ポイント以下に下落した。次のピークは2011年11月で瞬間的に21千ポイントを超えたが、その後16千ポイント以下まで下落した。そして今回が3回めの挑戦だ。

私はあまりチャートを信じる方ではないが、世の中の人がSensexが2万ポイント超えを長くキープすることは難しいと判断しているとすれば橋頭堡を守り続けることは難しいかもしれない。

見極めの難しい局面が近づいてきた。

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ワーゲンゴルフ、雪道を快走する

2013年01月21日 | 旅行記

1月17日から20日にかけての飛騨高山スキー合宿には自宅(西東京市)からマイカー(ワーゲンゴルフ)で往復した。同乗者2名+スキー2本。走行距離は往復約640km、消費ガソリンは50Lだったから燃費は13km/L弱だった。雪道走行が多かったので燃料をいつもより余計に消費したのだろう。往路は中央自動車道・笹子トンネルの対面通行による渋滞が気になったので、関越自動車道から更埴を経由して松本ICに着いた。自宅から松本まで丁度3時間。松本からはほぼ雪道を走る走行になった。途中で若干の休憩を入れながら午後12時50分にスキー場の上の乗鞍青少年交流の家に到着。走行時間は自宅から6時間。スキー場から上は路上の雪も多く傾斜も増してきたが、ワーゲンゴルフは気持ちよく走ってくれた。

1月20日の復路はまず交流の家から長い雪の下り坂が続く。ギャをマニュアルモードの2速に入れるとエンジンブレーキが良く効き不安なく坂道を下ることができた。ワーゲンにはESP(Electronic Stabilization Program)という横滑り防止装置がついているが、走行中ESPの作動ランプが点灯することはなかった。

「往路に中央道を走ったが笹子トンネルはそれ程問題でない」というスキー仲間の話を信じて復路は中央道を走った。美ヶ原から八ヶ岳にかけて広がる山岳風景を楽しみ甲府盆地に向かうと富士山が行く手に見えた。晴れた冬の午後の中央道の景気は素晴らしい。しかし楽あれば苦ありで、笹子トンネルでは2kmほどの渋滞。また小仏トンネルでも若干の事故渋滞があった。それでも午後7時、出発から6時間で帰宅することができた。

昨年春先にワーゲンゴルフに乗り換えるまで10年近く4WDのX-trailに乗っていたが、今回の雪道の走行を見る限りFFのゴルフに雪道走行上問題は全くなかった。もちろんスキー場の駐車場が雪に埋まった場合の脱出能力など極限的な状況では4WDに軍配があがることは間違いないが、雪道や高速道路の直進安定性や加速の素晴らしさを考えると総合的にはゴルフの方が上だ、と私は感じた。

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スポーツスキー指導者講習会終わり近づく

2013年01月19日 | インポート

Demo

1月17日(木)から20日(日)まで4日間飛騨高山スキー場にスキー合宿に行っていた。その間テレビは一回も観ず新聞もロビーでちらっと見た程度。大鵬の死亡、アルジェリアの人質問題もタイトルを見た程度だ。まるで仙人の生活だった。

このスキー合宿は岐阜県スキー連盟が主催する「生涯スポーツスキー指導者講習会」というもので何十回と続いているそうだが、私は山仲間の女性スキーヤーに誘われて今回が初参加となった。合宿というと大袈裟に聞こえるかもしれないが、宿泊場所の「国立乗鞍青少年交流の家」には各地の中高生やボランティア団体がスキー研修や野外活動で来ていて、一緒に食事をし、時には一緒に風呂に入るのでまさに「合宿」だった。起床は6時半。7時に全宿泊者が体育館に集合し、国旗と所旗を掲揚し君が代を歌う。そしてラジオ体操。その後部屋や廊下の掃除。そして朝ごはん。9時過ぎから午前午後約2時間づつのスキーレッスン。夕食後のレクチュアとスケジュールは一杯だった。夕食時は未成年者も一緒なので当然アルコールは禁止だ。部屋(宿泊場所)飲みも厳禁。お酒が飲めるのは大体午後7時か8時過ぎで10時まで。消灯は10時半という規則正しい生活だった。

ちなみに団体生活が苦にならないという人はこの青少年交流の家を利用するのは安くスキーをする手の一つだ。ホームページによると一泊三食の宿泊料金は3千円弱。空いていれば個人での利用も可能だ。http://norikura.niye.go.jp/norikura/riyo/riyo_g3.html

スキー研修は生涯楽に滑ることができるスキー技術を習得しよう、というもので技術的には「内足主導」のスキーを習得することが課題だった。スキーの回転については長年外足つまり回転外側の足に乗って回ることを勉強してきたが、カービングスキーの登場によって内足つまり回転の前半(フォールラインを超える前)に谷側の足に荷重するすることで回転するという技術だ。

内足主導のスキーについては一昨年ガーラ湯沢でレッスンを受けたことがあったが、その時は谷足のエッジの切り替え技術程度に理解してしまったため、私のスキーにはスキー板の意図的な操作があると今回の研修で指摘された。

しかし長年培ってきたことを2,3日で変えるのは大変なことだ。正直なところこの合宿では内足主導のスキー感覚が少し分かった、より正確にいうと分かった気がするところがあったというところだろう。

この内足主導のスキーは、確かに足への負担が少なく、4日間滑ってもまったく筋肉に痛みはない。私たちのレッスン班の指導員は奥田さんという80歳の方だった。また約10名の班員の中で私は下から2番めに若かった。つまり大部分の人は65歳以上(つまり高齢者)の方だった。これは研修参加者約150名についても似たような傾向で平均年齢は65歳以上だったろう。

この研修に複数回参加した人も多く内足主導のスキーを習得している人も多かった。

ヘルメットにゴーグル、洒落たウエアに身を固めたおじいさん、おばあさんスキーヤーが最新のスキー技術で疾走するのがこの生涯スポーツスキー指導講習会だった。まさに暴走老人いや失礼、スキー野郎中高年の道場である。

私のように山とスキーに二股をかけている人間にとってスキーの一つの魅力は技術的な研鑽を積む余地が大きい、ということだろう。山にも技術的な研鑽を積む余地はあるが、多くの場合命の危険が伴う。従って山の世界はむしろ水平的に(地理的に)新しい世界(たとえば海外のトレッキングなど)に向かうことになる、と私は考えている。

Schi Heil!

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明日からスポーツスキー指導者講習会へ

2013年01月16日 | スポーツ

明日(1月17日)から飛騨高山スキー場に「生涯スポーツスキー指導者講習会」に出かける。三泊四日の泊りがけだ。泊まりがけのスキー旅行は珍しくないが、三泊四日というのは最近では長いほうだ。また泊まる場所が「青少年交流の家」という公的施設でパジャマなどの準備がなく持ち込み荷物が多くなった。

明日は西武池袋線東久留米駅に私を含めて3名が集合し、私の車で高山を目指す予定だ。中央道が不安定なので関越自動車道から長野自動車道を経て最後は中央自動車道で松本に向かう予定だ。このルートで高山まで350km程だ。ちょっとしたドライブだ。

滅多にない長距離ドライブでの安定性や快適性(特にドライビングシートの)に期待して乗っているフォルクスワーゲン・ゴルフの走行性能を試す機会がやってきた・・・・。

ところで「生徒は先生にとって永遠の教師である」と喝破した学校の先生がいた。そのとおりだと思う。講習会の目的は「青少年にスキー指導を行う指導者を養成する」ことにあるのだが、隗より始めよ、の隗で終わってしまう可能性もなきにしもあらず、である。

ということでブログはしばらくお休みになるかもしれませんが悪しからず。

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ドームのふるさと祭りでワイン購入

2013年01月16日 | まち歩き

今日(1月16日)東京ドームの「ふるさと祭り」に出かけた。「ふるさと祭り」は1月中旬に毎年行われている行事のようだが私が行くのは初めて。

雪のあとの平日だから空いているだろう、という予想は見事に裏切られて10時半頃到着すると入り口から結構混んでいた。中年女性を中心とする皆さんの食欲パワーに圧倒された。フィールドに降りる前に写真を2枚。

こちらは全体像。

Dome

こちらは五所川原のねぶたにフォーカスした写真。

Dome2

ふるさと祭りというのは全国の「旨いもの」の出品が中心だ。そんな中空いていたのでちょっと覗いたPieroth Japan(ピーロート・ジャパン)という輸入ワインのブースで美味しいワインをごちそうになり、買うことに決めてしまった・・・・

銘柄は白がPieroth Blueというアルコール濃度が余り高くなく甘みの強いドイツワイン。1本2,657円。赤がBor Forras.ボール・フォーラスというハンガリーのワインだ。これも甘いが軽くて飲み口がよい。

軽いのでアルコールに弱いワイフも飲みやすいという。こちらは3,045円。

ピーロート・ブルー、ボール・フォーラスともほとんど一般に売られていないワインだし類似のワインも直ぐには思い出せないので、高いか安いかの判断は放棄して、感じが良かったセールスパーソンの言葉に乗ってワンセット(合わせて12本)買った次第。

日頃1本3千円のワインなんて日頃飲まないが、偶にはいいか!と気が大きくなっていたのは、昨年末以来の株高効果だ。日本のふるさと祭りだから日本のGDPに貢献しなくっちゃ、と思っていたが蓋を開けるとドイツのGDPに貢献してしまった。そのドイツとハンガリーのワインが本当に美味しいかどうかは来週現物が届いてからの楽しみである。

さて財布の紐を弛めさせた株高だけれど、今日は一服どころか大幅下落。経済閣僚の100円を超える円安に対する警戒感などが足かせになったようだ。もっとも実態が伴わない中、円安と積極財政を材料に買われた日本株だが、お屠蘇気分が抜けると利食いを探すタイミングとなったようだ。

珍しいワインも正月気分のいたずらで終わるか、時々は楽しむ取って置きの銘柄になるかはこれまたポートフォリオのパフォーマンス次第である。

コメント (2)
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