金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

PC不具合、慌てて新しいのを買っちゃいました。

2013年12月15日 | デジタル・インターネット

少し前から自宅のデスクトップPCが操作中にストンと落ちてしまうことがあった。スタートさせるとすぐ立ち上がっていたが、一昨日ついに電源が入らなくなった。電源ボタンを押すと力なくモーターが回る音がするが、すぐ停止してしまうという情けない状況。

昨日は朝から丹沢の大山登山に行っていたのでパソコンは使わず。ただし、昨夜は「明日パソコンが立ち直っても万一のクラッシュに備えて、ラップトップを一台買おう」と決めて寝た。

さて今朝起きてパソコンのスイッチを入れるとなんとスイッチがスッと入ったのである。パソコンのような精密機械でも休んでいると元気が回復するのだろうか?

いやそうではあるまい。恐らくパソコンの中に電荷がたまって悪さをしていたが、その電荷が電源を抜いて休めている間に放電されて機能を回復した・・・というところではないのだろうか?というのが私の素人見立てである。だがいつ問題が再発するかも分からないし、もっとひどいクラッシュが発生するかも分からない。

今のこの時期パソコンが2日も使えないとお手上げである。一つはまもなく書かねばならない年賀状の作成だ。だがそれよりも大変なことは事務局を務めている学会の決算作業と学会誌、年会費請求の発送作業が控えている。またメールのやりとり。こちらはタブレット(Nexus7)を使って応急対応は可能だが、複数のメールサーバから飛んでくるメールを適確にさばく上では不安がある。

そこで今回のパソコンの不具合と一時的な回復を「神の警告」と思って昨夜決めたとおりに朝からラップトップパソコンを買いに行った。行き先は吉祥寺のヨドバシカメラ。自宅の近くにもパソコン店はあるが、私のヨドバシに対する信頼度は結構高い。 (このエントリーは記事広告ではありません。念のため)

そこで10万円程度の富士通の旧モデルを購入(新旧の違いはバッテリー容量の違いが主な点だ)。

午後はパソコンのセットアップに時間を費やした。これが結構時間がかかるのである。まずマイクロソフトがアカウントの入力を求めてくる。「マイクロソフトでアカウントは作った記憶はあるが、使ってないのでパスワードを忘れちゃったなぁ」などということでパスワードの再設定をする。次にリカバリーディスクの作成。こちらはDVDなら6,7枚になる作業だそうだが、ブルーレイディスクを用意したのでデスクは1枚で済んだ。だが時間は結構かかった(1時間弱)。次のマイクロソフトのオフィスのスタート。こちらも少し時間がかかる。昔の国産のパソコンでオフィス搭載モデルなら、すぐにワードやoutlookが使えたのに、今のモデルは認証キーを入力するなどユーザサイドの作業が多い。

その間ほとんど初めて使うウインドウズ8の使い勝手の悪さに翻弄される。慣れると8の良い点が分かるのだろうが、7とはかなり違うので違和感が先に立つ。でも「新しいことに拒否反応がでるのは老化の証拠ではないか?」と思い頑張ることにした次第(他に対応方法もないし)。

今このブログは古いパソコンで書いている。新しいパソコンを買った途端に古いパソコンがしゃんとしてトラブルを起こさなくなっている。慌てて新しいパソコンを買ってしまったのではないか?という気がしないでもない。しかし「ことにおいて後悔せず」である。新しいパソコンを使って生産性を高めるのみなのだろう。

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ゴルフ、唯一の欠点は大きすぎるドア?

2013年12月15日 | うんちく・小ネタ

今年のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したワーゲン・ゴルフ。自分が乗っている(もっとも私の車は昨年購入したものなので受賞前の車)から、褒めるわけではないが、正確なハンドリングと上質の乗り心地はドライブを楽しくする車だ。特に500km、1000kmを一度に走るとこの車の持つ上質な乗り心地の良さが分かる。

しかし一つ欠点がある。それは車の図体に較べてドアが大きいことである。ドアが大きいと小さな駐車スペースではドアの開け閉め、乗り降りに苦労する。特に吉祥寺のように古い地下駐車場が多いところでは大変苦労する。

大きくてがっちりしたドアは万一衝突した時に威力を発揮してドライバーや同乗者を守ってくれることは間違いない。だが小さな駐車スペースでは結構苦労することも事実。

ということもあって私は重たい買い物をする時以外はマイカーで吉祥寺にでかけることを止めにしている。吉祥寺の街が駐車場の改善に乗り出さないのは、車の乗り入れをやめて欲しいというシグナルなのだろうか?とすれば私はそのシグナルを素直に受け取っていることになる。

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年の瀬は大山詣、締めは湯豆腐

2013年12月15日 | 

12月14日(土曜日)快晴だが寒い朝。この日は元の会社の連中と作っている山の会(室町山の会)の忘年登山で大山へ。午前9時小田急線伊勢原駅におじさん6人が集合。当初は7名の予定だったが一人前日の忘年会で飲み過ぎてダウン、ドタキャンとのこと。9時15分発の日向薬師行きのバスで終点日向薬師へ。9時40分バス停より歩き出した。数分歩くと左手に立派な三重塔が見えてきた。

Jyouhatu

浄発願寺というお寺。

10時13分車道を離れていよいよ山道に入った。しっかりした道標があるので間違うことはなさそうだ。

Douhyou

伊勢原駅には大勢の登山者がいたが、ほとんど全員がケーブル行きのバスに乗って行った。この日向薬師からの道を登る人はほとんどいないが、トレイルランナーが数名僕らを追い越して駆け上っていった。九十九曲がりと呼ばれるジグザク道は少し汗をかかされるが高度を稼ぐ。1時間ほどで見晴台到着。

11時15分見晴台到着。風邪が冷たい。11時30分見晴台出発。見晴台から頂上に向かう道も急だ。木の階段が続くが歩幅が決められるので結構足がつかれる。12時35分頂上到着。65分で登った。幹事が持ってきたコースタイムでは70分になっていたが、これは少し短いようだ。家に帰ってブルーガイドを見てみると85分となっていた。こちらの方が一般的だろう。

View

頂上すぐ手前、休憩ベンチのあるところから東のビューは素晴らしい。右手には江ノ島や三浦半島、その左にはアクアラインが見え、少し左に目をやると横浜、そしてその左奥に新宿の高層オフィス街が見える。素晴らしい眺望だ。

13時25分下山開始。

Huji

しばらく下山すると富士見坂にでた。ここからは富士山がよく見えるはずだが、今日は山頂部部分は雲の中だった。

14時11分夫婦杉通過。

Sugi

最後に急ない石段を下ると大山阿夫利神社の前に出た。14時25分だった。

Jinnjya

大山阿夫利神社は大変立派な神社だ。仲間の何人かは御札を求めていた。立ち入ったことは聞かないけれど、それぞれに悩みやあるいは夢を持っているのだろう。

お参りの後はケーブルで下山。ケーブルを降りてからはまず湯豆腐でビールを頂く。

Yudohu

「落語によると昔の大山詣というのは、お参り半分遊び半分だったそうだ。お参りの後は女郎買・・・・」などとうんちくを語る。もっとも現在の大山詣は健全そのもの。冷えた体を湯豆腐で温めてビールを飲みながら来年の山の計画を話すのだから。

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昨日は「ゼロ」表示に苦労しました

2013年12月13日 | デジタル・インターネット

昨日は学会の研究誌を学会員に送るため、宛名印刷等に終始しました。宛名印刷に加えて、会員名簿作成に向けて会員一人一人に開示情報を確認し、変更・訂正を行ってもらうデータの作成もありましたから、アクセスでのラベル印刷からエクセル・ワード組み合わせの差し込み印刷まで持っている技術を総動員しました。

その中で結構苦労したのが、エクセルやアクセスの元データが空欄の場合、ラベル印刷や差し込み印刷で0が印字されるのを非表示にすることでした。

たとえば「組織名」「部署・役職」「氏名」というフィールドを作って印字する場合、「部署・役職」欄が元データで空欄の場合、何も工夫しないと0が印字されてしまうのです。これを補正する方法をネットで調べて、取り組みましたがアクセスの0非表示はギブアップしました。(部署・役職欄がブランクの集団を作り、フィールドを削除して印字しました)

少し時間に余裕のある時にアクセスの0非表示方法を勉強したいと思います。差し込み印刷などを仕事で使っていたのは十数年前のことなので細かいことは忘れましたが、あの頃の0非表示問題はどのように処理していたのでしょうか?その当時は処理能力があったのか、あるいは誰かに聞いていたのか?・・・・覚えていません。

パソコンというものは、非常に強力な助っ人なのですが、システム的な使い方をしようとすると結構融通がきかなくて苦労することがある、と感じた次第です。

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仕事、ボランティア、趣味、自己研鑚・・・老後はどれ?

2013年12月11日 | うんちく・小ネタ

昨夜(12月10日)のNHKクローズアップ現代のテーマは「団塊パワーを活用せよ~アクティブシニアが地域を変える」http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2013-12-10&ch=21&eid=30922&f=112というものだった。

最初に出てきた人については退職後3年間特に何もせずに家にいて、本人も奥さんも疲れている・・・というエピソードだったと思う。

高年齢者雇用安定法の改正により、65歳まで条件問題を別にすれば、働く機会はできたようにも思うが、「やりがい」や「周囲からのrespect」という問題を考えると「同じ職場で嘱託のような形では雇用延長をしたくない」と判断する人もいるだろう。

この問題は高年齢者(そもそも60歳や65歳を高年齢と呼ぶのは問題なのだが通称に従う)にとって必要なものは何か?ということに関わると私は考えている。ある人は「まず収入」というだろうし、ある人は「やりがい・いきがい」というだろうし、ある人は「安心してコミュニケーションできる仲間」というだろうし、ある人は「周囲の人からのrespect、いやrespectとまでは言わなくても頼りにされること」というだろう。

理想は「まわりの人から頼りにされ、そして多少尊敬され、ある程度の収入がある」仕事をすることなのだろうが、そのようなチャンスは少ないと考えるべきであろう。更にいうとそのような老後を目指すのであれば若い時からのしっかりした助走期間が必要である。たとえば弁護士・司法書士・税理士といった士業について、かつそれなりのclientがいればこの理想を充たすことはできる。我々多くのサラリーマンだった人間にはそのような助走期間はなかったので、この選択肢は殆どない。だがそれを悔やむ必要はない、と私は考えている。企業人には士業の人にはできないような大きな仕事があったのだからそれはtradeoffなのだ。

ところで老後にやることは恐らく「仕事、ボランティア、趣味、家事・自己研鑚、悠々自適(何もしない)」という5つ位のカテゴリーに分かれると私は考えている。

その中の仕事とボランティア活動を比べてみると、その違いはほとんど「無償性」だけではないか?と私は考えている(もっとも最近は有償ボランティアというのも出ているので境界線は曖昧になりつつある)。

仕事と趣味の違いは何か?とう説明で仕事には「依頼」と「期日」があるという話を聞くことがあるが、ボランティア活動にも「依頼」(ないしは求める人のニーズ)と「期日」はある。だからボランティア活動は趣味とは違うのである。

ボランティア活動は団体・組織で行うことが多い。だからコミュニケーションが必要になり、時として仕事よりも高いコミュニケーション能力が求められる。また活動内容によっては高い事務処理能力や交渉力、ときには語学力が必要になる場合もある。

と考えるとボランティア活動というのも、定年後のある時期から急に始めてうまくいくものかどうか私は疑問に感じている。つまりこれまた長い経験を活用する場なのである。

結局退職後に納得の行く活動を行おうと思うとかなり長い助走期間を必要とするのである。

幕末の儒学者佐藤一斎の「壮にして学べば、則ち老いて衰えず」という言葉はこのことを指すのではないだろうか?そして一斎は「老いて学べば則ち死して朽ちず」と結んでいる。

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