惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

走る子

2007-11-19 20:03:46 | 日記・エッセイ・コラム
 散歩の帰途、野川の遊歩道を下流側からさかのぼってくると、前方から「タッタッタッ」と軽やかな足音が近づいてきました。
 小学4年くらいの少女が走っているのでした。ジョギングというよりはマラソンに近い速度。あっという間に脇を駆け抜けてゆきます。

 その姿を見て、先日も同じところを歩いている時、同じ少女を見かけたことを思い出しました。ランニングウェアではないけれど、トレーナーにズボンという軽快な服装も同じでした。前回は、歩いているうちに、もう一度その少女が前から走ってくるのに出会ったのでした。川の両岸にある遊歩道を周回コースに仕立てて、何周かしているのでしょう。

 トレーニングなんだな――そう思ったとたんに熱いものがこみ上げてきました。
 最近、こういうのにとても弱いんです。若い人がひたむきに頑張っているのを見ると、たまらなくなります。マンガの『キャプテン』(ちばあきお)とか『がんばれ元気』(小山ゆう)とか、思い浮かべるだけでジワッとくるほど。

 老化現象なのかなあ。それとも、世の中の変化をつらく思っているからかなあ。
 ともあれ、子どもたちが幸せな毎日を過ごせる世界でありますように。


木枯らし1号

2007-11-18 20:08:53 | 季節
 吹きました。今夜からぐっと冷え込むらしい。
 こんな日は夕焼けがきれいなんですよね。

Sunset0711  散歩の途中、空が赤く燃えるようだったので見晴らしのよいところへ回ってみました。
 「きれい」というよりは「もの凄い」といいたいような夕焼け空。左下に見えているのは富士山です。よく見ると、山頂から南の風下側に雲がなびいています。きっと雪雲なんだろうなぁ。見るだけで寒そう。

 群馬の踏切で、線路上を突進してきたイノシシと自転車の女性が衝突した、というニュース。この毎日新聞の記事なんですけど、どこまで真面目に書いているのかしらん。
 踏切には「警報機と遮断機があったが、列車ではないため作動しなかった」というのは笑いをとるため? 最後の「自転車の前かごには大根が入っていたという」ってのは何だろう? イノシシが狙ったとでも?
 奇妙な文章が載るものだと笑わせていただきました。


寒空

2007-11-16 20:36:34 | 季節
 季節の巡る音が聞こえてきそうな一日。空は灰色の雲に閉ざされ、気温が上がりません。

 夕方、総合体育館の室内プールに行くと、泳いでいるのはたった3人。寒いとプールへ行こうという気にならないのでしょうね。
 それでも水に入ってしまえば、いつもと同じ。まず、平泳ぎで大きく体を伸ばすように50メートル。それからクロールで700メートル。ここまでは続けて泳ぎます。その後、背泳やバタフライでバシャバシャと楽しんで計1000メートル。水中歩行を少しやってから上がりました。

 体を動かすと芯から温まるので、帰りは冷たい風が心地よいくらい。


冬支度

2007-11-15 20:05:07 | 日記・エッセイ・コラム
 というよりは、夏ものの片付け。
 ベランダの手すりから軒に向かって伸びていたヤマイモの蔓や枯葉を処分。支える「手」にしていた園芸用のポールなども片付けました。

 ついでに仕事部屋の窓の網戸も外し、すっきりと外が眺められるようになりました。
 明るい冬の部屋になったので、年末の仕事もばりばりこなせそう……かな?。


紋付鳥

2007-11-14 20:19:50 | 自然
 昼過ぎ、郵便受の修理をしていたら、すぐそばの塀の上や道路面をせわしなく動きまわる鳥がいました。スズメとほぼ同じ大きさですが、胸の色が明るい茶色で、顔付きもまるで違う。

Jobitaki0711a  ジョウビタキの雌でした。先日来、家の近くでヒッヒッと高く囀っていたのは、この鳥の仲間だったのかと合点がゆきました(聞いた鳴き声はオスのものだったようです)。
 あたりを何度も移動しているのは、縄張りを主張しているのでしょうか。人や車をあまり気にせず、割と近くに来ることもあります。2枚目の写真は3メートルぐらいの地点に降りたところ。

Jobitaki0711b  ジョウビタキは平地で見かける冬鳥。沿海州あたりから渡ってきたのでしょう。翼の白い模様から「紋付鳥」の異名があるそうです。これから春先まで目を楽しませてくれます。