6月26日土曜日、某ロータリークラブトレッキング同好会の人達と西沢渓谷を歩いた。この日の登山が決まったのはかなり前だった。雨が降っても余り影響を受けないところということで西沢渓谷を選んだ次第だ。ワイフに「西沢に行く」というと、「あなたは本当によく西沢に行くのね」とあきれたような返事がきた。たしかに私は西沢周辺をよく歩いている。より正確にいうと本格的な沢登りとなる隣の東沢やナメラ沢あるいは西沢の奥の行者谷などに登っていることもあるのだがワイフにはまとめて西沢渓谷(周辺)と話している。
さて8時53分に塩山に到着した「あずさ3号」は大量の登山者を吐き出した。「西沢渓谷が混むと大変だな」と内心思ったが、9時5分のバスに丁度全員が座れるほどだったのでほっとする。多くの登山者達は「多摩源流ツアー」の札が出ているチャーターバス3台に乗り込んでいった。笠取山か丹波(たば)方面に出かけるのだろうか?
西沢渓谷のバス便は少ない。この9時5分のバスで塩山を出発し10時10分頃に西沢渓谷入り口に到着し、4時間前後で渓谷をラウンドして午後2時半のバスに乗って塩山に戻るというのが一般的なプランである。
さて我々も駐車場横の茶店で炊き込みご飯の弁当とヨモギ餅を買って小ぬか雨が降る西沢渓谷に10時半頃出発。
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上記地図の青いマークの部分をクリックしてもらうとそれぞれの場所の写真を見ることができる。グーグルのマイマップに写真をリンクさせたのだが、まだ不慣れなので見栄えはよくないかもしれないが御容赦ください。
綺麗な景色は普通の写真で紹介しよう。
写真は竜神の滝。中流部で釜が美しい滝だ。
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西沢渓谷遊歩道の最後を飾るのが七つ釜五段の滝だ。上の写真が下部の滝、下の写真が上部の滝である。
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滝壺の脇に数名の人が見える。彼等(+彼女等)はライフジャケットを着て滝の上から釜に飛び込んで遊んでいた。すれ違い時に見ると外人が目立った。冒険好きな連中である。
七つ釜の上から10分程で林道に出た。ここが終点。ここからは軌道跡が時々残る林道をだらだらと下る。バス停に戻ったのは午後2時前。大体3時間半でラウンドしたことになる。ここから5人で一台のタクシーに乗り、恵林寺付近の「はやぶさの湯」に向かった。タクシー代は迎車料金込みで5,600円程度。はやぶさの湯は硫黄の臭いのする(ただし白濁はしていない)ぬめりのある良い湯だった。
小雨で濡れた体を洗い流した後のビールは美味かった。梅雨時の渓谷歩きは悪いものではない。