4月16日土曜日、昨日までの天気予報は良い方にハズレて晴。風邪気味のワイフは仕事に出かけるが、私はサイクリングに出かけることにした。この時期は暑からず寒からず絶好のサイクリング日和。自宅を出発したのは午前8時50分。先週台北では余り自転車を走らせることが出来なかったので、今日は少し遠出を試みた。行き先は多摩川自転車道の上流の起点・羽村取水堰だ。
自宅から青梅街道を走り、40分程で昭和記念公園の北側に到着。ここから昭島方面に走り、奥多摩街道を経て「くじら運動公園」を通って多摩川サイクリングロードに入った。桜が咲き誇るサイクリングロードを走り10時に羽村取水堰に到着。自宅からの走行距離は27kmだ。
この取水堰は江戸時代は四代将軍家綱の時、玉川兄弟がここから江戸市民の飲み水のため生活用水路を開いたその取り込み口だ。
取水堰には現在の上水道の取水経路が示されている。貯水池付近はサイクリングの目的地になっているので周辺を走ることは多いが改めて水の流れを見ると多摩地区はフラットなんだなぁと思う。
都心や自宅の付近では散り始めた桜だが、多摩川上流では今が満開だった。
写真は羽村取水堰から4,5km下った多摩中央公園の枝垂れ桜。今日のサイクリングで出会った桜の中で一番だった。
そこから更に4,5km下流に向かい拝島橋の手前にくると、満開の桜並木が多摩川の左岸に広がっている。
多摩川サイクリングロードを走って感じることは、上流と下流では桜の状態が違うということだ。この付近は満開からやや散り気味だが、もっと下流にいくと花は終わっている。
天気は良いが向かい風が強い。太平洋側の高気圧から日本海側の低気圧に向かって風が吹いているのだろう。今日は特段目標を定めていないが、90km程走ることを目的にして、多摩川サイクリングロードを更に下流に向かって走ってみた。
川幅が広くなる調布を過ぎると、サイクリングロードは未舗装の土手道に変わったりしてややこしくなってきた。二子玉川の手前で左折して、砧浄水場の西を走り東名自動車道を左手に見て、野川サイクリングロードに入った。
今日はここを折り返し地点として自宅に戻ることにした。途中喜多見大橋の手前のコンビニで冷やし中華を買い、近くの次大夫堀公園でぼそぼそと食べた。自宅に戻ったのは午後2時。休み休みのサイクリングだけれど、90kmのサイクリングだった。多摩川サイクリングロードは調布より北は舗装されていて走り易い(立川で一部川を離れて民家の間を走るところがあるが)。一度河口まで走りたいが、下部の未舗装道路部分をどう走るからはこれからの研究課題だ。