色々な出来事は一度に起きることがあります。飛び飛びにおきると処理が簡単なのですが、どういう訳か手間のかかることはまとめて発生することが多いようです。
昨日はそのような1日でした。まず朝明日予定されている学会セミナーの参加者向け領収書をワードの差し込み印刷で作成しようとした時、不具合が発生しました。少し細かく言うと1枚のA4紙にそれぞれの氏名と参加料(人によって異なる)打ち出した複数の「領収書」を作成するにはnext recordというコマンドを使うのですが、そのコマンドがうまく機能しないのです。
マイクロソフト・アクセスを使って代替する、という手段はあったのですが、マイクロソフトの有償サポート(1年間15,660円)に入っているので、これを利用した次第。同社からの折り返しの電話を待っていたり、リモートサービス中パソコンの前に座りぱなしという状況(時々パスワードを入力するため)で、行動が制約されました。(でも結局問題は解決せず、今日に持ち越しです)
その間、明日のセミナーに飛び入り参加したいとか急用ができたので、キャンセルしたいという電話やメールが入ってきます。パソコンがリモートコントロールで制約されているので、タブレットやスマホで対応しました。
またマイクロソフトと固定電話でやり取りをしている最中に携帯電話に千葉県の某市からマイナンバー講習会の件で電話が入ってきました。実は某市の高齢者向けセミナーで10月からスタートするマイナンバー制度の「概要」や「悪用防止対策」などについて講演をすることになっているのです。その件の連絡でした。「セミナーまでまだ少し時間があります。その間政府や自治体から色々な対策が打ち出されるでしょうから、ギリギリまで様子を見て講演内容を固めますよ」と話を早めに切り上げました。
「マイナンバーのプロでもないあなたがどうして講師を務めるの?」とワイフは呆れていましたが、某市の説明によると「高齢者の多様なステップアップ」を目的に年20回の講座が予定されていて、受講生の自主企画から今回のマイナンバー講習が生まれたそうで、「アクティブシニアの快適生活サポート」を活動分野にしている私としては、積極的にコミットしたい案件なのです(多少の謝礼期待もありますが)。
それとマイナンバー制度を一層勉強する機会でもあります。
また私が幹事を務める某山の会の今月の吾妻山登山に急に参加できなくなったから切符をキャンセルして欲しい、あるいは乗車駅を変更して欲しいと連絡が入りました。こちらは翌日以降の一括処理回しで対応することにしました。
夕方になると相続学会の副会長の吉田修平弁護士から「今日の夕方のNHKニュースに出るかもしれないから時間があったら見て」とメールがありました。時間は午後6時過ぎです。慌ててビデオをセットすると6時半過ぎに吉田さんが登場しました。
対象のニュースは「破産した名古屋の不動産会社のオーナーが、高額の美術品を博物館に寄託して財産隠しを行った」という話で、吉田弁護士が問題点を指摘していました。多少学会の宣伝になると思い、後程ビデオを動画撮影してフェイスブックにアップしました。動画は結構ファイルが大きくアップに時間がかかりました。
そんなこんなでITに絡む色々なテーマが発生した一日でした。
さて10月から発足するマイナンバー制度。便利な制度になるはずですが、「悪用リスク」とともに便利さを引き出すためにはITの活用が必須でしょう。つまり将来発足する「マイポータル」を利用するためには、パソコン・タブレット・スマホを持っている必要があります。
某市のセミナーでは、「これから何れかを準備しよう」という人には、タブレットを薦めたいと考えています。パソコンは非常に多機能ですが、脆弱な面があり、問題を起こすと修復が大変です。業務で多機能を活用するのであれば、パソコンは必須ですが、そうでなければタブレットが便利、ということを実感した一日でした。ということでセミナーのトピックも見つかったので、トータルではプラスだったかな?と思っています。