カメラについてうんちくを語るほど、私はカメラ通ではありません。
でも山で写真を撮ることは好きです。その私は長いパートナーとして選んだのが、オリンパスOM-D EM-1です。元々オリンパス派で交換レンズも何組か持っていたのですが、しばらく軽くてコンパクトなソニーのNEX-6を使っていました。でも物足りなさを感じて最近EM-1を買いました。
EM-1に12-40mF2.8のズームレンズを付けた重さは1035グラムです。これは500mlのペットボトル2本の重さです。
大したことはないという大したことのない重さですが、少しでも荷物を軽くしたい山登りでは負担に感じることもあります。
特に他の人がスマートフォンで撮った写真が素晴らしかったりするとガックリすることがあります。
今のスマートフォンのカメラは進化していますからね。
EM-1を本格的に山に持って行ったのは今回の西吾妻山が初めてでした。
梵天岩からの広々とした風景(上)や高山植物・コバイケイソウ(下)の写真を撮りました。
自分では良く撮れていると思うのですが、良い写真かどうかは分りません。良い写真かどうかは観た人にどれだけ感動を伝えられるか?で決まると思いますから、感動的なシーンを発見できる能力にかかっている部分が多いと思います。
ところで何故EM-1を山のパートナーに選んだか?というと次のような理由があります。
第1に軽いということです。フルサイズ一眼レフとなると更にペットボトル1本分位は重くなる可能性がありあす。重くなると携帯に不便なだけでなく、手持ち撮影ではぶれる可能性があるのではないでしょうか?フルサイズカメラは三脚をそえて、じっくり写真を撮る本当の写真愛好家向けのカメラなのでしょう。山が主、写真は従という私には使いこなせない気がします。
2番目は値段が手頃ということです。フルサイズの高級機種になるとEM-1の3倍くらいの値段がすると思います。ちょっと手が出ません。
3番目はEM-1は防塵防滴性能が優れているという点です。幸いなことに今回は雨に会いませんでしたが、山の上では天候の急変は日常茶飯事です。そんな時少々の雨や雪でも気にせずに済む(という評判)ということはありがたい話です。
スマートフォンやコンパクトデジカメで山の写真を撮っている仲間に「やっぱりEM-1は違うね」と言われる写真を撮ってみたいと思っているのですが、センスの問題が絡みますので、結構チャレンジングな目標だと思っています。