新型コロナウイルス拡散防止のため、在宅勤務が求められていますよね。在宅での仕事の総てがパソコンを使うものではないにせよ、会社の人たちとの連絡にパソコンやスマートフォンを使うことは必須でしょう。
連絡のために電話をかける、というのは相手や場合によっては取り次ぐ人の時間を奪うことになりますから、できる限りメッセージを使いたいですね。「えっ、メールじゃないの?」という声が聞こえそうですが、メールじゃなくてメッセージが良いと思います。なぜメッセージが良いか?というと「タイトル・挨拶・署名」など書かずに本題を書くだけですから、書くのも読むのも早く済みます。またPC・スマートフォンいずれからも書いたり読んだりできるので場所を選びません。
このメッセージを作成するのがチャットと呼ばれるアプリです。LINEなどが個人利用では有名です(LINEにはビジネス版もあります)が、世界的なビジネスチャットとなるとSlackやTeamsが有名です。これはチャット(おしゃべり)機能に加えてファイル共有機能な他のアプリと連携してスケジュール管理など豊富な機能を揃えているからです。
これらの機能がないと在宅勤務ができない訳ではありませんが、効率的で少しでも快適な在宅勤務をしようと思うとこれらの機能が活躍します。
私も顧問先の在宅勤務を推進するため、Slackを中心にこれらのアプリを研究しています(泥縄もいいところです)。
Slackは日本語の説明もかなり充実しているのですが、Slackと連携しているアプリ、例えばtodo管理のWorkastになると説明は英語になります。「英語のアプリなんて煩わしいから止めたら?」という声が聞こえそうですが、これが中々の優れものなのです。たとえばSlack内のメンバーに「いついつまでに〇〇さんにメールを書いて欲しい」などという依頼をチャットを書くように自然言語(固有名詞は日本語で日付はapril 15など英語)で書くだけで、相手にメッセージが届くとともに相手のtodoリストに記載されるのです。
これをデスクネッツなど従来型のやり方でやろうと思うと「指示する相手を呼び口頭で指示を与える(あるいは電話で指示する)」「指示を受けたものはメモ帳かパソコン内の予定表にタスクを書き込む」ということで時間がかかります。これがその数分の一の時間で済んでしまう。
となるとWorkastの研究は止められない。説明は英語だから英語の勉強にもなる、ということでテレワークは私にとって色々なことを勉強する場となっています。