ある研究をしていて偶然別の何かを発見することを「セレンディピティ」Serendipityと呼びます。「発見」というほど大袈裟なものではないにしろ、仕事に便利なツールが遊びにも役立つことを発見してほくそ笑む、なんていうのも小型のセレンディピティだと私は考えています。
つい最近ですが、勤務員の自宅のIT環境をアンケート形式で調査することを企画しました。メール等でURLを送り、そこを開いてもらって選択肢に印を付けてもらうやり方です。また一部には記述欄も設けます。
いわば飲み会の日取り決定に使っていた「調整さん」を高度化したような仕組みです。
余談ながらコロナ騒動で「飲み会」が消えて以来「調整さん」の利用者も激減しているのでしょうね。あるいは「ZOOM飲み会」のセットなどで復活しているのでしょうか?
さて本題に戻ると私はこのアンケート調査をMicrosoft 365(少し前までOffice 365と呼ばれていました)の中のFormsというアプリを使って作成してみました。これはアンケートのURL(あるいはQRコード)をメールで回答者に送り、ウエッブ上で回答してもらうという仕組みでリアルタイムに集計結果を見ることができます。
アンケートの作成は直感的な操作でできるので重宝しそうです。重宝するといえば、山の会の年間登山計画やスキー計画に使えそうです。これまで「調整さん」を使っていたのですが、Formsを使うと登山対象の山の写真やYou tubeの動画をアップすることが可能ですから計画をイメージしやすくなりますね。
コロナウイルス感染防止で人との接触を避ける傾向が顕著になりつつあります。仮にコロナが一段落してもブリ返しがありそうですから、アプリによるアンケート調査はもっと本格化するでしょう。でも私が関心のあるのは、アプリを使って決めた山に登ること、スキーをすることです。それはいつのことでしょうか?
なおアンケート調査アプリについてはグーグルも同様のアプリを出しています。一度試してみたいと考えています。