緊急事態宣言による外出自粛要請など気の滅入る話が多い。
しかし自分のポートフォリオに関する限りではコロナウイルスの最悪期は過ぎた。将来第2、第3の揺り返しがあれば別の話だが。
具体的には2月に大きく含み益が減少したが、4月に入って半月でその含み益のマイナス分をほぼ取り戻したのである。残りは3月分の含み損だが、3月も後半から相場は上昇に転じる局面もあったので、含み損自体は大きなものではない。つまり資産運用についてはコロナウイルスの影響は完全に収束に向かったのだ。
これは一般のインデックス運用よりはるかに速い回復だ。なぜコロナの影響が軽微で済んだか?というとコロナ騒動の中で株価が上昇したアマゾンやドコモといった銘柄がポートフォリオを入っていたからだ。
別にコロナを意識してこれらの銘柄を持っていた訳ではない。ただテレワークが進むだろうという予想からこれらの銘柄を保有していたところ予想外に働いてくれたという訳だ。
遅いとはいえ市場全般も上向き始めている。
株価は半年先を見るという。正確にいうと株を売買する投資家が半年先を見ているということだ。半年先にコロナ騒動が収束していると断言はできないが、世の中は今より良くなり経済活動が活発になり始めると投資家は考えているのだ。
楽観的過ぎる、という声もあるかもしれない。もともと投資家は楽観的なものだ。そして楽観的であることが未来を拓くのである。