昨日このブログで「インフレ時代は価格決定力のある銘柄の仕込みがポイントだ」というジム・クレイマー氏の話を紹介しました。
そしてその日の内にこのクレイマー氏の話を裏付ける出来事があったのです。
それはマイクロソフトがビジネス用のオフィス製品の値上げを発表した後株価が急騰したことです。
製品の値上げ幅はバージョンによって異なりますが、9%から25%です。マイクロソフトによるとこれはオフィス製品を10年前に発売してからの最初の大きな値上げになるということです。
この発表を受けてマイクロソフトの株価は7.59ドル(2.56%)上昇して高値を更新しました。もっとも昨日はハイテク銘柄全般が好調でした。
オフィス製品の値上げはマイクロソフトの業績を押し上げるので、UBSのアナリスト達は、同社の株価目標を325ドル(昨日の終値は304ドル)から350ドルに引き上げました。
なお今回のオフィス製品の値上げ対象には個人向けや教育向けは含まれていません。