昨日ナスダックは77.15ポイント(0.52%)上昇して15,019.80ポイントで引けた。高値更新であり、節目の大台越えである。
興味深かったのは、ナスダックの大物アップルとマイクロソフトの株価が冴えなかった中、小兵勢の株高で指数が上昇したことだった。
昨日アップル株は0.06%、マイクロソフトは0.67%の下落。
アマゾン株やフェイスブック株は上昇したものの、それぞれの高値よりは安いところで取引されている。ビッグネームで高値を更新したのはアルファベット位だった。つまり相場を押し上げたのは多くの小兵勢だった。
最近のインデックスの動きは少数の大型株の動きに左右されてきて、幅広い銘柄の上昇が見られなかった。昨日はこの傾向の逆だったが、市場の裾野の拡大を好感する声が上がっていた。