今日(10月11日)から開始されることになった「全国旅行支援」。ネットでは旅行会社や宿泊施設では、準備段階から悲鳴を上げているとニュースが流れています。
「全国割」(全国旅行支援)ではありませんが、「県民割」の段階でも、山小屋の受付で大変時間がかかったことはこのブログに書きましたが、それ以外にも旅行現場が対応に苦慮していることをうかがわせる経験をしました。
それはHISが「全国割」は「予約はオンラインか専用ダイヤルオンリーの受付で、店頭では販売しません」といっていることです。ちなみにHISでは10月13日(木)にホームページに対象商品を掲載し、10月14日(金)12時から全国旅行支援専用商品を販売するということです。
ところで何故私がHISの状況に詳しいのか?というと、私がネパールに行っている間に家内が九州に住んでいる友達を訪ねる予定でその時「全国割」を使うにはどうすればよいか?を親しくしているHISの支店にメールで照会したところ、上記のような返事が返ってきました。
なおHISは「全国支援割を希望しない場合は店頭でご案内できます」と添え書きしていました。
HISは「店頭や一般の電話で全国割への質問や申込を受けたらパンクしていまい、それ以外の旅行希望者へのサービスができなくなる」と考えてチャネルを分けて身構えたのでしょうね。
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この状況を見るとコロナワクチンの第1回目の接種申込のことを思い出します。一度に多くの人が限られた窓口に殺到するので大混乱が起きるのですね。
全国の人が一度に同じところに旅行する訳でもないでしょうから少し待てばスムーズな受付も可能なのでしょうが、(せっかちな私を含めて)待てないものなのでしょうね。
他の大手旅行会社がどのような対応を取っているか気になるところですね。